国内で一番地震が少ない都道府県はどこだ!?
日本で自然災害や地震が少ない都道府県はどこ?
日本に安住の土地はあるのか…!?
災害のニュースを聞かない日のほうが少ない、自然災害大国日本。
自然災害から逃れることの難しい日本の国土で、はたして安住の地はあるのでしょうか!?
都道府県別の地震ランキング
日本では震度4以下が発生しても、日常生活に支障をきたすことはまずありません。
そこで、震度5弱以上の地震の累計を気象庁の観測データより抜粋して、1923年~現在(9月11日観測データ)の累計発生数を都道府県別にまとめました。
富山県 2回
岐阜県 2回
大阪府 2回
愛知県 3回
滋賀県 3回
島根県 3回
岡山県 3回
香川県 3回
福岡県 3回
佐賀県 3回
高知県 4回
長崎県 4回
福井県 5回
京都府 5回
徳島県 5回
愛媛県 6回
三重県 7回
奈良県 7回
和歌山県 7回
鳥取県 7回
山口県 7回
山形県 8回
群馬県 8回
石川県 8回
秋田県 10回
宮崎県 11回
神奈川県 12回
広島県 13回
沖縄県 13回
兵庫県 14回
埼玉県 15回
大分県 15回
千葉県 19回
鹿児島県 19回
山梨県 20回
青森県 22回
栃木県 22回
長野県 27回
岩手県 30回
静岡県 30回
熊本県 35回
新潟県 36回
北海道 41回
宮城県 44回
茨城県 46回
福島県 55回
東京都 72回
ここで、注意したいことがいくつかあります。
過去93年間の観測データで、大きな地震が発生していないからと言って、これから大きな地震が発生しないわけではありません。
むしろ、今まで発生していなかった分、プレートのひずみが溜まっていて、かつてない大きな地震が発生する可能性があるかも知れません。
また、都道府県の活断層の数や地域の占める面積が異なるため、一概に地震が発生する確率が高いとも言えません。
面積が広ければ広いほど、観測される確率は必然的に増えます。
ただし、面積が狭い地域で観測回数が多ければ、そこはかなり危険な地域かもしれません。
大きな地震の少ない都道府県ランキングTOP3
大阪府 2回
岐阜県 2回
富山県 2回
同率首位で、大阪府、岐阜県、富山県が最も大きな地震の少ない都道府県でした。
大阪というと、阪神淡路大震災で大きな地震があったように思われますが、震度4の観測であったためカウントしませんでした。
当時は今ほど建築物に耐震強度を求められていませんでしたし、寝ている時間帯であったため、体感震度が大きかったのではないでしょうか。
立って歩いているときよりも、座っていたり寝ているほうが体感する揺れは大きいですよね。
世界中どこでも、絶対に地震が発生しない場所はない
地球の年齢は46億歳です。
人間がたった100年程度観測しただけでは、地震の少ない地域を特定することは困難です。
地球は常に少しずつ変化していて、ある程度推測することはできても、地震に関して予測・予報をすることはできません。
いつ起きるかわからない大きな地震に対して、出来る限りの備えをして防災について関心を深めることが大切です。
もしもの備えをするために、防災データベースを活用していただけると幸いです。
参考:環境省-震度データベース
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2016年 10月 25日
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2017年 10月 31日
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