一番困るのは災害後水の供給がストップする事
人間の生活する上で水は重要なファクターです。
水分を接種出来ないと人は弱って行きますから当然と言えば当然ですね。
大きな地震があった後は、往々にして各ライフラインがストップする事が多いです。
電気、ガス、水道の三つが主なライフラインに該当しますが、この中で最も重要なのは水になります。
極端に言うと生命に直結する物ですね。
逆にガスは無くてもそんなに困る事は無いと思いますが、大きな地震の後は一応元栓を閉めておく等二次災害をケアするようにしましょう。
この記事を書いているのは2015年になりますが、とりわけ今年の夏は暑いです。
災害が来ていなくても毎日熱中症で倒られる方のニュースが出ていますから、仮にそんな気象状態の中大地震が来て、水がストップしてしまうとかなり危険です。
家の中から水を確保する
本題に入りますが、私たちが普段生活している状況で必然的に水を使う場所はどこでしょうか。
考えられるのはお風呂、トイレ、冷凍庫、この三つになると思います。
お風呂に関しては前の日の残り湯はさすがに飲料水としては使うのは厳しいです。
それ以外の用途で使用するには良いと思いますが、直接口に入れるのは少々危険です。
実は、水道が止まった状況でも綺麗な水を確保できる場所はトイレに当たります。
意外に思った人も多いと思いますが、具体的にはトイレの水槽タンクの中の水を差しています。
これは、実際まだトイレで使用する前の状態の水ですから、水質に関しては思ったよりも綺麗な物です。
トイレの水をと言うと抵抗があるのも分かりますが、仮に脱水症状を起こす位なら飲んでも問題は無いと言う事ですね。
普段から行える防災のノウハウの一つとして、タンクをこまめに清掃しておくと言う事が大事です。
何よりトイレの水とは言え、ある程度綺麗にしていると言う認識があれば有事の際にも使いやすいですし、大事なのは清潔に保って置くと言う事です。
最新型のトイレはタンクが設置されていないモデルが多い様です。
その場合は残念ながらここで水を確保する事は叶いませんが、もし今後一軒家を建てようと思っている方は一階二階にトイレがあると言う場合には意図的に一つはタンクがある旧型のモデルにしても良いでしょう。
冷凍庫は意外に大量の水を確保できる
もう一つ冷凍庫からも同じく水を確保する事が出来ます。
製氷機の氷を作る過程で使う水を万が一の際は使用しましょう。
メーカーや型番にもよりますが、概ね一台の冷蔵庫から確保出来る水は2~3リットルもあります。
最新型の物ですと、水のタンクを設置しておくと自動で氷を作ってくれる物がありますが、こちらをそっくりそのまま使用するのもお勧めです。
出来上がった氷も再度溶かせば水になりますので、活用する事が出来ます。
防災の知識の一つとして覚えて置くと良いでしょう。