地震予知の能力も持ち合わせている犬
昔から動物の方が自然災害に対して敏感と言われています。
日本だけに限った話では無く、世界各国で言われている事ですがその中には犬にまつわる逸話も多いのが事実です。
江戸時代は地震とナマズの関連性が信じられ、地震そのものは地中の大きなナマズが動くからと言われていました。
もちろんそうした事象は現在では迷信として落ち着いていますが、震災が来る前に犬が異常な行動をしたと言う記録は多くあります。
地震が来る前に犬が取る行動とは
一番言われている事は吠えると言う事です。
普段おとなしい犬でも以上を察知していつもより吠える事が確認されています。
猫も地震の前に普段とは違う行動を取る事は確認されていますが、概ね率先して逃げる事の方が多い様ですね。
対して犬の場合は逃げはしませんが、落ち着きがなくなり多く吠える様になります。
元々犬は人間の3歳児と同じぐらいの知能を有しているようで、盲導犬に代表されるように躾や調教次第では自ら協力してくれ様になります。
この場合大前提で飼い主との信頼関係が重要になりますが、元々人間の1万倍の嗅覚を持つと言われています。
完全に臭いだけで地震を予知しているとは思えませんが、意外と知られていない部分に「音」に対する反応があります。
つまり耳も人間のそれより優れていると思って良いでしょう。嗅覚の1万倍ほど差はありませんが、一般的に2倍の聴力と聞き取る音域が人間とは違うとも言われています。
こうした突出した器官を活用して、地震前の微妙な地表からの電磁波や空気圧の変化を感じ取っているとも言われています。
その他の犬が判別していると言われている事柄
最近の研究では人間が病気になりかけている兆候を感じ取る事が出来ると言われています。
特に糖尿病に関して事前に察知しているとの研究データもあり、これは最近話題になっています。
やはり諸々の器官で身近な人の体調の変化を察知しているんでしょうか。
その他癌の兆候や早期発見に寄与できるとの見解もあり、しばらくすれば正式に病気の兆候を察知してくれる手法が確立されるかもしれませんね。
女性が対象で妊娠の兆候や出産のタイミングも分かっているとの意見もあります。
先ほどの病気と同じく体調等わずかな変化を察知しているのかもしれないですね。
実はこれ以外にも沢山存在しますが、研究が進んでいる分野もあればそうでない部分も多々あり半ば迷信風な所もあります。
ただ、今回この記事で書いた様に、地震予知に始まり基本的に人間に寄与してくれる特殊能力がありそうだ言う事は確かですね。