新年のご挨拶|1月17日は、阪神・淡路大震災の発生した日

新年、あけましておめでとうございます。

新年、あけましておめでとうございます。

2015年の夏より防災DBを開設し、読者の皆様のおかげで2回目の新年を迎えることが出来ました。

 

昨年は大きな災害が沢山ありました。

熊本地震、鳥取地震、福島県の大きな余震、そして記憶に新しい北海道の大雪や糸魚川市大規模火災…
大きな災害が日本各地で発生した年でした。
被災された方々には心からお見舞い申しあげると共に、復興に尽力されている皆様には安全に留意されご活躍されることをお祈り申し上げます。
多くの尊い命が災害によって失われ、被災地では日常が奪われました。
今もなお、被災地では災害の爪痕が残っており復興の途上にありますが、「防災・減災」の大切さを実感された方も多いと思います。

 

1月17日は、阪神・淡路大震災の発生した日

6,000人を超える尊い命が奪われた阪神・淡路大震災から、今年で22年が経ちます。
この地震をきっかけに、耐震改修促進法が制定されたり建築基準法が改正されました。
耐震性が向上する規定が盛り込まれ、家を建てる前の地盤調査を事実上義務化、地盤が耐えられる重さによって決まる基礎構造などが定められました。
また、この地震で倒壊した建物やガレキから救助された方たちの多くは、近隣の住民によって助け出されました。
防災・減災には地域とのつながりが大変重要であることも認識されました。
これは、防災の教訓でたびたび使われる「自助」と「共助」によるものです。
「自助」とは、自分の身は自分で守るということです。
また、「共助」とは近隣住民や災害支援ボランティア、地域自治体と連携して人と人が共に助け合うという意味です。
地域とのつながりは、救助だけではなくその後の避難生活でもとても大切なものになります。
災害発生時に「共助」の力を発揮するためには、普段のご近所づきあいや地域との交流が大変重要です。

 

結びに

本年も引き続き、読者の皆様方からの温かいご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げるとともに、ますますのご発展とご多幸、さらにご健勝を祈念申し上げまして年頭の挨拶といたします。

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