非常食、食物アレルギーを気にしていますか?
食物アレルギーの人が、特定の食物を口にすると、アナフィラキシー反応によって嘔吐や蕁麻疹、発作等をおこして、死に至ることがあります。
自治体や企業で備蓄していた非常食や、支援物資などがアレルギー対応していなかったり、避難所の対応が行き届いていなかったりして困ってしまう人や、誤って食べて症状が出てしまった人が多くいたそうです。
また、防災セットなどを買っておいても、実はアレルギー対応しておらず食べることが出来なかった、なんてことも起こり得ます。
自分自身や家族を守るために、どのようなことが出来るのでしょうか。
アレルギー対応の非常食を個人で備蓄
自治体でもアレルギー対応をした非常食の備蓄をしているケースもありますが、まだまだ進んでいなかったり、数に限りがあるのが現状です。
そのため、どうしても個人での備蓄に頼ることになり、食物アレルギーのある方は自衛が必要となります。
どんな非常食を選べばいいの…?
一つの目安が、”特定原材料不使用”という表示
”アレルギー対応 非常食”と検索していただくと、”特定原材料○○品目不使用”等と、表示されている商品があるかとおもいます。
その一覧にアレルギー食品があるか、確認しましょう。
また、原材料表示も確認をしましょう。
必要であれば問い合わせを
もし、心配であればメーカーに問い合わせましょう。
他の商品で、特定のアレルギー食品を含まない物を案内してくれるかもしれません。
アレルギーが重篤な方は、医師に相談を
食物アレルギーが重篤な方は非常食について、主治医へ相談をしましょう。
購入した非常食を試しに食べる際、立ち会ってもらったりすることも場合によっては必要かもしれません。
自分の身は自分で守る
食物アレルギーに対しての認知や理解が進んでいますが、まだまだ十分とは言えません。
食物アレルギーを単なる好き嫌いと勘違いしている方がいることも事実です。
自分の身は自分で守る、食物アレルギーを持っている人は自衛をする必要があることを念頭に置いて、災害に備えましょう…!
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。