家に居る時だけ地震が来るとは限らない
タイトルの通り、今回は大地震が起きた際にオフィスに居たらどう言う防災対応をするのが良いか書いてみようと思います。
2011年3月11日の東日本大震災は発生時刻が14時46分で、一般的な企業に勤めている方はオフィスで仕事をしている時間でした。
かく言う私も、都内の企業で働いていましたが、あの揺れが来た時点では思った以上に何も出来なかったのを覚えています。
人間突発的な事象には対応できないと言う事ですね。
3.11の後に避難訓練なども積極的に行われ、今ではかなり防災に対する意識も変わって来たと思いますが、先ずオフィスで地震に遭遇した際は家と同じくデスクの下に隠れる事です。
デスクと一口に言っても色々なタイプの物がありますが、出来れば足を掴んでおくようにしましょう。
そうする事で大きな揺れでもある程度は安定感を持たせることが出来ます。
オフィス機器は危険がいっぱい
家と比較するとキッチンが無い、家具が無いなど危険に直結するアイテムは少ないように感じますが、実際はオフィスならではの危険な機器が沢山あります。
特筆すべきはコピー機ですね。
普段何気なく使っている物ですが、そもそも重量があります。
100kgを超える機器ですが、震度の大きい地震だと所せましと動きます。
例えデスクの下に隠れて居たとしても、そこにコピー機が直撃すると怪我をする可能性が高いですね。
一番の防災対策としては普段からコピー機の足回りに留め具をしておく事です。
一度設置したらおいそれと動かす事は少ない物ですから、ストッパーを設置して使用している方が良いでしょう。
窓際とロッカーから離れる事
もう一つ家庭との違いは往々にしてオフィスの方が窓が多いです。
高層ビルになると揺れも一際大きくなりますから、地震が来た際は万が一を想定して窓から離れるようにしましょう。
割れた窓ガラスの破片で怪我をしないようにしましょう。
最後にロッカーです。
書類をしまってある物や、その他備品をしまってあるロッカーは大体常設してありますから、倒れて来た物の下敷きにならない様注意が必要です。
普段からある程度地震が来た際にどの辺に動くかシュミレーションしておくことも大事です。
一日の大半を過ごすであろうオフィスではその分防災の意識が求められます。
不意にやってくる地震にあらかじめ対策しておくことで、だいぶ防災は出来ると思います。