雪かきのタイミングとコツについての紹介
東京都心では観測を開始した1875年以来初となる「11月の積雪」が11月24日に観測されました。この時東京の積雪0センチで大きな被害になりませんでした。東京は雪に慣れていないので、雪が降ると決まって公共交通機関が乱れ、大きな混乱を呼んでいます。
まず自分の家で雪の被害が出ないようにするために、家の周りの雪かきを行いましょう。
どのタイミングで雪かきする?
雪がまだ降っていると、まとめてやったほうがいいかなと考えますが、正解は雪が少量のうちにさっさ片づけ、こまめにやったほうがいいようです。まだまだふりそうでも、一度雪かきをしておくととても楽だと北国の教訓のようです。雪がたくさん積もってしまうと、量が多いし、重いし、時間がかかるし、大変です。
雪かきはどうやればいい?
用意するもの
■バケツ
■デッキブラシ(もしくはダンボール)
■塩
やり方
1、お湯をかける
お水をかけることができる場所(玄関・車)の場合は、これが一番早くて、傷をつけない方法です。
お風呂の残り湯でもOKですし、水道から半分ぐらいバケツに水を注いで、お湯を1Lぐらい足した物でもOKです。
水だけではすぐに水が冷えて氷のいたができる可能性があるので、お湯を混ぜて水温をあげておきましょう。
水はけの良い場所から、悪い場所へ水が回るようにお湯をかけてください。
2.雪を取り除く
お湯をかけて地面から雪が浮いてきたら、デッキブラシや段ボールを2重にして板状にしたもので、雪を排水口に集めましょう。
水たまりができないように注意をして下さい。水たまりは凍結すると危ないです。
3.塩をまく
塩はホームセンターで取り扱っている「融解用」の塩があるとよいですが、なければ食卓にある塩で大丈夫です。塩には氷の融点を変化させる効果があるので、よく効きます。目的は「この後気温が下がったときに、水が凍らないようにする」のと、「雪がさらに降ったっ時に積もらないようにすること」です。
注意点は、傷ついてしまうので、絶対に車に塩はかけないでください。
凍ってほしくないところを重点に塩をまきましょう。1、2センチ程度の雪なら、ほんの少しの塩をまくだけで十分です。大きく積もってから塩をまいても、十分効果はあります。雪が積もった後からまく場合は日が出る前に塩をまきましょう。火の力と塩の力で一気に溶けます。
いかがでしたか?
気象庁によると今年の冬は昨年と比べると西日本を中心に寒い冬になるそうです。雪の降る可能性もありますし、雪をそのままにすると人的被害も発生することがあるので、細心の注意が必要になります。雪が降り出したら雪かきのことを思い出して、早めに対応して下さいね。
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