1年を通して息つく暇のない自然災害リスクを抱える日本
国連大学チームがまとめた自然災害リスクで、日本は調査した171か国のうちリスクが高い順で17位であることがわかりました。
世界有数の自然災害大国と呼ばれる日本は島国であることや、気候の特徴から多種多様な災害に襲われえます。
実際にどのような災害リスクを抱えているかまとめました。
地震
日本は列島が4枚のプレートの境界に位置していることから、地震が多いというのは有名な話です。海外サイトinsidermonkeyでは地震の多い国ランキングで日本は世界で地震が多い国第2位と発表しています。驚くことに世界で発生する地震の10%は日本で起きていると言われてい、更にマグニチュード6を超える地震に絞ると20%が日本で発生しているそうです。
火山
活火山は世界中で約1500ほど存在していますが、そのうち110は日本列島にあります。日本の国土は世界規模で見ると0.25%、その中に世界の7%もの活火山が存在しています。更に噴火ランクAの火山が13個もあるため、世界的に見ても有数の火山大国と言われています。
津波
四方を海に囲まれている島国は津波から逃れることはできません。同じ島国であるイギリスには津波がありません。なぜなら、津波の発生原因の大半は地震なので地震が多い日本は必然的に津波も多くなります。地震と津波が切り離せない以上、地震発生時は津波への警戒を怠らないようにしましょう。
台風
夏から秋にかけては台風の季節ですが、ここ近年は特に台風の発生が多いように見受けられました。台風は熱帯や亜熱帯の暖かい海から生まれるので温暖化の影響と言えます。更に夏は日本近海の気圧の関係で日本に台風が流れるような道ができています。このまま温暖化が続けば台風が増加し続ける可能性が高いです。
土砂災害
土砂災害が多い理由としては雨が多いこと、急流の川が多いこと、そしてもろい地質の山が多いことが関係しています。特に日本は世界平均の二倍の降水量と言われており大雨の際は常に土砂災害が警戒されます。その他、地震や噴火が土砂災害の引き金になるため、二次被害として警戒しなければなりません。
いかがだったでしょうか。その他豪雪、洪水、高潮なども自然災害に含まれます。日本に住んでいる以上、災害リスクを抱えて生活していくことになります。プレートのひずみから地震や津波が引き起こされ、火山や山地を刺激して、更には雪が振り台風に襲われます。息をつく暇もなく災害に見舞われますが、自分や家族を守る対策をとることが何よりも大切になります。
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