地震の危険度が高い地域を改めて確認しよう
今年に入ってからも地震があちこちで見られています。
地震はいつどこで起こってもおかしくないので日ごろから防災意識を持っておくことが大事なことはいうまでもありません。
自分の住んでいる地域が危険な地域だとわかっているのならなおさらです。
また、たまたま旅行した先で地震に合うということも考えられなくはありません。
どんな地域が危ないのか、危険を回避するための知識も持っておきましょう。知識があるかないかであなたの生死が分かれるかもしれません。
東海地震や首都直下型地震については引き続き警戒して
「全国地震動予測地図」というのをご存知でしょうか?
それによると今後30年以内に震度6以上の揺れに見舞われる確率が高い順番が書かれてありました。
高い順に、静岡89.7%、津87.4%、横浜71.04%、根室65.3%、水戸62.3%やはり、静岡県に住む人は東海地震を警戒しておくのは常識です。
また巨大地震「南海トラフ地震」も心配されています。
名古屋、静岡周辺に住む人は特別な注意が必要というのはいうまでもありません。
地震を予言している人の発言も気になるところです。
信じるか信じないかは別として、意識しておくことも大事でしょう。東日本大震災を的中させ、その場所まではっきり予言した松原照子さんをご存知でしょうか。
彼女は2016年、南海トラフ地震と富士山の噴火の可能性を強く予言しています。
遅くても2018年までには起こるという予想です。
また、次に心配されるのが多くの人が住む東京で起こる首都直下型地震でしょう。
東京周辺で震度6以上の大地震が起こる確率が20%もアップしたということが言われています。
詳細を述べると横浜市役所78%さいたま市役所51%千葉市役所73%、東京都庁46%ということです。
政府の地震調査委員会の資料なので信頼できるものと言えるでしょう。
地盤の強い地域、建物の倒壊が心配な地域も注意
さて、地震発生率の高い地域に住んでいる人は防災意識を日ごろから強く持っている人も多いですが、そうじゃない人も油断していると思わぬ被害にあうこともあります。だれもが注意しなければなりません。
注意しなければならないのは地盤の弱い地域に住んでいる人、倒壊しそうな建物、もしくはそのような建物に住んでいる人、海の近くに住んでいる人です。
同じ揺れでも場所によって被害が変わってきます。自分の住んでいる場所が弱い地盤の上なのかそうでないかは「ハザードマップ」などで一度確認しておく必要があるでしょう。
これから危険地域に引っ越しや新築を考えているという人は、利便性や金額ももちろん大切ですが、「安全かどうか」ということを第一に考ることをしていただきたいと思います。
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