中国と北朝鮮の国境にある、巨大な活火山白頭山
核実験、拉致事件、暗殺・・・何かとお騒がせで閉鎖的な北朝鮮。
この北朝鮮と中国との国境にある、白頭山という活火山が大規模な噴火をすると、世界的にまずいことになる可能性があるのです・・・!
◆白頭山は北朝鮮では神聖な山?
白頭山、日本では聞きなじみのない山の名前ですよね。
この山ですが、北朝鮮や韓国では神聖視されている山です。
なんでも、朝鮮最初の国家はこの白頭山で生まれたとか…もともと朝鮮半島で信仰のある山のようです。
(日本でいう、富士山の様な立ち位置の様です。)
巨大な天池というカルデラ湖を有し、降り積もる雪で美しい景色が広がる白頭山ですが、実は平安時代にかなり大規模な噴火をしていたと考えられています。
◆過去の巨大噴火は1100年前
当時、朝鮮半島周辺は戦乱の世にありました。
そのため、白頭山の噴火記録だけではなく多くの記録が失われている時代であるために、その詳細は定かではありません。
日本では平安時代までさかのぼり、白頭山が噴火したであろう時期に「何かが降ってきた」といった記述があるそうです。
もし、白頭山が噴火したとしたら…
現代ではどのような被害が想定されるのでしょうか…!?
◆火山噴火による被害の想定
白頭山の中国側100キロには、赤松原子力発電所という原発があります。
火山の噴火と同時に原子力発電所が被害を被ったら、放射能汚染は免れません。
また、噴火による硫黄の噴出で世界規模の異常な気温低下を及ぼし、農作物の不作や食糧不足の原因となるとも言われています。
もちろん、火山灰が飛散しているため極東アジアでは飛行機が飛ぶことは出来ないでしょう。
隣国で巨大な火山噴火が発生すると、日本も被害を被る可能性があるのです。
◆火山が噴火した時、私たちが気を付けること
火山灰等、飛散してきたものの体内への侵入を防ぐ
PM2.5や花粉をシャットアウト出来るような、気密性の高いマスクをして気管を守りましょう。
また、花粉を防ぐことのできるようなメガネやゴーグルを身に着けて目を保護しましょう。
窓からの換気は控えましょう
窓から換気をしてしまうと、室内への火山灰の侵入を許してしまいます。
できるだけ、換気扇で空気の入れ替えを行いましょう。
換気口にフィルターが無い場合は、換気扇用のフィルター等を貼り付けておきましょう。
洗濯物は室内干しにしましょう
洗濯物を屋外へ干してしまうと、衣類に火山灰が付着してしまいます。
外出から帰宅する際も衣類に付着しているため、上着などを払ってから玄関に入りましょう。
ドアの開け閉めも注意して、短時間ですぐにドアを閉めるように注意しましょう。
◆とにかく備えておきましょう!
地震、津波、火山、台風・・・自然災害について考えだすときりがないですね・・・。
だからこそ、日頃から災害に備えて知識を身につけましょう!
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