災害の後は家のブレーカーを落としておいた方が良いわけは

ブレーカー

二次災害を防ぐための大事な防災行動

東日本大震災の時にもよく聞いた情報ではあるんですが、基本的に地震などの災害が来て、その後電気が止まる等のライフライン系統異常があった場合は一度家のブレーカーを落としておいた方が良いそうです

そのわけを聞くと結構納得なんですが、元々家に来ている電気がストップします。
ストップしている間はもちろん何も電化製品は使えないので、それはそれで二次災害の問題は少ないんですが、怖いのは電気が復旧したタイミングです。

地震の揺れなどで既に電化製品は故障しているかもしれません。
そこに電気が通る事によって、回線がショートしたり火災に繫がる可能性があるからなんですね。

人によっては遠方の親族の家にしばらく厄介になる人なども居ると思います。
要は、電気が復旧したタイミングで身近にいないと対処も出来ませんし、完全に二次災害が起きる要因が揃ってしまうんですね。

災害後はブレーカを落としておきましょう

なので、災害後は状況に応じて家のブレーカーを大元から落としておくのが安全です。
意外と知られていないかもしれませんが、地震と火災はワンセットです。

建物等が大破した後に襲ってくるのは火ですね。
こればっかりは地震と違い、ある程度人の手で防災する事が出来る事です。

特に電気系統に問題が無ければ気にする必要も無いかもしれませんが、万が一揺れの影響で電気がストップしてしまったらブレーカーを下げておくようにしましょう。

この手のノウハウを知っているのと知らないのとでは大きく差が出てきます。
貴方が家長であればなおさら優先的に動きたい事でもあります。

余裕があるようであれば、近隣の住民にも促しておく方が良いでしょう。
自分の家は二次災害をケアしていても、隣の家から出て火で家屋が焼けてしまっては元も子もありません。

有事の際は状況を見て率先して声を掛けてあげることが望ましいです。

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