震災でキャンピングカーが注目 最強の防災グッズ!!
震災で注目のキャンピングカーはプライバシーの確保も可能
東日本大震災、熊本地震、そして鳥取県中部地震…。瞬時に家を失うという「まさか」に備え、キャンピングカーへの買い替えを検討する人たちが増えています。”プライバシーの確保”が大きな理由の1つになっています。
熊本地震の無償貸し出しのボランティア活動
今年4月に起きた熊本地震では、余震が続き避難生活が長引く被災者を対象に、マーケティングを手がけるIT企業「ガイアックス」(東京都品川区)がキャンピングカーを無償で貸し出すボランティア活動を行いました。
キャンピングカーを無償で貸し出ししてくれる販売店や個人所有者をウェブで募り、乳幼児や高齢者のいる家庭へ優先的につなぐもので、90家族・計約360人が応募。2か月を期限にキャンピングカーで生活をしました。
それまで家族4人で軽自動車に寝泊まりしていたという家族は、「今日から手足を伸ばして寝ることができる。それだけで幸せ。地震以来続いていた子供の夜泣きもやんだ。」と話しています。
狭い空間での暮らしが続くと、心身ともに大きなストレスが加わります。とくに家族に入用や高齢者・障害者がいる場合、長期の避難生活による肉体的ストレスはもちろんのこと、精神的ストレスも深刻になっています。熊本地震の際は、余震を恐れ屋内避難所を避けて車中泊する被害者が続出し、エコノミークラス症候群で搬送されるケースが問題になりました。キャンピングカーなら、屋外で足を伸ばして安眠できるのです。
被災したときのキャンピングカーの利点
・プライバシーを保てる
・とりあえずの生活インフラがそろっている
・ペットも一緒に避難できる
キャンピングカーなら、給排水設備や冷暖房、照明など、独立した生活環境を備えている上に、プライバシーもほぼ完璧に守ることができます。万が一の際は家族全員で即時に移動も可能なのです。
「自分たちだけがよい思いをして申し訳ない」という考え方は日本人の謙虚ですが、非常時にあって健康でいることが大切です。家族に負担をかけず、また動ければ他者を助けることができるのです。
持っているキャンピングカーを活用するために
非常食・飲料水のストックは確実にしておく
旅をする際にチェックするほか、しばらく出かけない場合でも消費期限などを確認しましょう。また、行動できる範囲に24時間スーパーやコンビニなどがどこにあるかも調べておきましょう。「消費したら、即、補充」が肝心です。震災直後の、あの、スーパーやコンビニに何一つ商品がない光景を覚えてらっしゃる方も多いでしょう。
燃料がなければただの箱
燃料やエネルギー関連も同様です。ガソリンが空っぽでは話になりません。バッテリーの充電切れ、ポータブル発電機もメンテ不足で使えない……では防災対策になりません。外出から帰ったら、キャンピングカーは満タンにする習慣をつけましょう。ポータブル発電機がある場合には定期的に試運転をするなど、日常の手入れをお忘れなく。
普段は遊び道具として活躍し、いざとなれば避難ツールとしても使えるキャンピングカー。有事に備え、特大の“非常用持ち出し袋”として、クルマ買い替えの選択肢に加えるのも一考かもしれません。
参照元①:http://www.asahi.com/and_M/interest/SDI2016031411531.html
参照元②:http://news.livedoor.com/article/detail/12257281/
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