明かりを確保する手段の応用版
震災時に停電が発生してしまったら、夜間も暗闇の中でジッと耐える事になってしまいます。
電気が復旧するまではいかんともしがたい時間が続きますが、本来この際に活用する防災グッズとしては懐中電灯、蝋燭があると思います。
まず電気を使用しなくても明かりを確保できると言う事と、サイズ的にも場所を取らない事がメリットとして挙げられますね。
昔からある物でもあるので、信用性もあります。
災害時=懐中電灯と言う図式は不変の物とも言えるでしょう。
それと同じく有用性のある物として、今回は「サイリウム」に関して書いてみたいと思います。
サイリウムとは何か
主にアイドルやバンドのライブで見かける光った細い棒状の物がサイリウムです。
電池も使用せず、誰でも簡単に使う事が出来ますね。
この情報自体は主にtwitter上から有名になった物です。
先の熊本地震の際にも活用できたと言う実体験がありました。
一般的なサイリウムの仕組みとしては、内部で二種類の液体が混ざり合う事で発光します。
当初は明かりが付いていない状態ですから、使用する際には手で折ってから使います。
使用時間は、強い光を出しますが20分程度しか使えない物、逆に弱い光を発しますが使用時間は半日以上もつ物の二通りあります。
前者は高輝度性と呼ばれるサイリウムですが、出来れば長時間使用できる物を身近に置いておくことをお勧めします。
サイリウムは元々防災用に作られた
なんでもこのサイリウム、元々災害時も想定して作られたと言う説もあります。
ライブなどに使用する以前に、ライフラインがストップした災害地などを想定していたと言う事ですね。
ここからも如何にサイリウムが実用性が高いアイテムかわかります。
その形状からも、懐中電灯や蝋燭とは又違った感じの照明になるので、実際作業をする間使用するのに向いていたりもします。
懐中電灯と比較してもそれほどサイズ感に差異は無い事と、電池などの消耗品を用いなくても扱う事が出来るのは非常に大きいポイントですね。
自宅に余ったサイリウムがあると言う人は、有事の際は活用する事を考えて分かりやすい所に出しておくと良いと思います。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。