実際に防災対策をしている人の割合は?
2015年7月27日(月)から28日(火)の2日間に楽天リサーチが行った「住まいと防災に関する調査」(楽天リサーチに登録しているモニター230万人の中から全国の20代から60代の男女1,000人を対象)によると、家庭での防災対策を6割以上の人が行っていないことがわかりました。
住まいに防災用品を準備していない人が過半数
住まいに防災用品(災害用ヘルメット、非常食、災害用トイレなど)を1つ以上準備して、災害に備えているか聞いたところ、「いいえ(56.4%)」と回答した人が過半数という結果となりました。年代でみると、60代では約6割が「はい(59.0%)」と回答しています。中でも60代女性は、66.0%が防災用品を準備していると回答し、各年代、性別の中で最も高かったです。
現在の住まいに災害時用の防災用品を1つ以上準備しているか(年代別)(n=1,000)単位:%
家具固定など住まいの防災対策を行っていない人も6割以上
また現在の住まいで、災害(特に地震)が発生した場合を想定して防災対策をしているかを聞いたところ、全体では6割以上が「対策していない(61.4%)」と回答しました。対策としては、「大型家具類(たんす/食器棚/本棚など)の固定(27.0%)」、「大型家電類(テレビ/エアコンなど)の固定(16.8%)」、「窓ガラス(強化ガラスへの変更など)の強化(5.4%)」という順になりました。
現在の住まいで、災害を想定して実施している防災対策について(全体)
(n=1000)単位:% 複数選択
まとめ
東日本大震災の後、防災に対する意識が高まっているにもかかわらず、対策を取っていない人が過半数以上を占めて驚きました。
南海トラフ地震や首都直下型地震の危険もありますので、1日も早く身の回りの防災対策に取りかかってほしいと思います。
参照記事・画像出典:http://prtimes.jp/
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