ご飯を炊けない人が増えているらしい
災害時、ライフラインが止まった場合はカセットコンロと鍋でご飯を炊くことになります。
炊飯器のように目盛りがなく、火力の調整も必要です。
被災したとき、あなたはご飯を炊くことができますか?
必要な5点セット
- カセットコンロ
- 鍋
- 水
- 米
ご飯を炊く準備
- 米と水を計量し、米を洗います。
米と水の分量は間違いやすいので注意しましょう。
- 米の浸漬をします。
いつもは炊飯器が自動でやってくれるので忘れがちですよね。
夏は30分、冬は1時間程度、炊く前に水に浸けておきます。
水量は洗った米が浸かる程度で充分です。(無洗米も同様)
米をザルにあげて水を切ります。
ご飯の炊き方
- 中火でスタートします。
“鍋の中でぶくぶく音がする”、“蓋から泡がこぼれ出てくる”など鍋の中の水が沸いたらそのまま2分炊きます。 - 火を少し弱めて3分、続けて弱火に落として5~7分炊きます。
- 計10~12分炊いてから蓋を開けて、水分が残っていないかを確認してみましょう。
ごはんの表面から水や大きな泡がブクブク出ているようならまだ水気を飛ばし足りていない状態です。
弱火のまま水気がなくなるまで、追加で1~2分ごとに確認しつつ火にかけてください。 - 水気がなくなって炊けたら蓋を戻し、10秒ほど中火にかけます。(おこげを作りたい場合は約+20秒)
- 火を止めて15分程度蒸らします。
大量のご飯を炊くときは、「湯炊き法」
先に計った水を釜に入れてふたをして、沸騰したら米を一気に入れて炊く方法です。
加熱が均一で、炊きむらがなくおいしくできあがります。
- 鍋に計量をした水をいれて蓋をして沸かします。
- 水が沸騰したら、水に浸漬してざるに揚げた米を一気にいれて蓋をします。
- 5分程度たったら加熱ムラが出来ないように、全体を大きなしゃもじや菜箸などで混ぜます。
- 再び蓋をして加熱を続け、噴きこぼれそうになったら火を弱めましょう。
- 水気がなくなったら火をとめて、15分程度蓋をしたまま蒸らします。
清潔なおにぎりの握り方
茶碗などを並べ、内側に少し大きめのラップを敷きます。
そこにご飯を入れて押し込み、ラップの四隅を集めて手に取り握ります。
塩味をつけたい場合は炊く際、米の0.5%程度の塩を入れるとほどよい塩味のおにぎりができます。
災害時に欠かせない、炊き出しのごはん。
少し面倒ですが、いつもの食事で鍋やお釜でご飯を炊く練習をしてみてはいかがでしょうか。
参考記事:http://www.nhk.or.jp
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2017年 12月 11日
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