3.11、私はあの時何をしていたか~後編

前編はコチラ

食料を調達してきて…

コンビニで食料を調達してきた私たちは、情報収集するために新木場駅に向かった。
すると駅前は液状化していて、きれいだった芝生は泥に埋まってしまい、マンホールは突き出て、アスファルトはバキバキに割れて地面に穴が開いていて、ほんの数時間前とは全く別の場所の様でした。
交通整理に追われる警官、駅構内への立ち入りを制限する駅員などの声が飛び交っていました。

そのころには夕方になっていて、暗くなってから移動をするのは危険と判断して、交通整理をしていた警官が案内していた避難所へ行きました。
すると、そこは宿泊できるような避難所ではなく、ただの公園の広場で誘導する人もいませんでした。(もしかしたら、道を間違えたのかもしれませんが。)

その後、宿泊できる施設を探しましたが、軒並み満室でロビーのソファーに座らせてもらうことも断られてしまいました。

そこで、コンビニの前で一夜を過ごすことにしました。

コンビニの前にある公衆電話には行列が出来ていて、私たちも家族へ安全を知らせるために並びました。
携帯の電話よりも公衆電話の方がつながっていたためです。
幸い両親と連絡がとれました。翌朝移動し始めること、朝になったらまた連絡することを話しました。
友人も、家族と連絡がとれてほっとした様子でした。

しかし3月の夜はとても寒く、体を温めるためにお酒やカップ麺でしのいでいました。

そんな時、コンビニへ買い物にきていた一人のOL風のお姉さんが首からかけた社員証を見せて声をかけてくれました。
「うちの会社で、帰宅困難者を受け入れて会議室に寝泊まりしてもらってますが、いかがですか?」

私たちはそのお姉さんについていき、一晩会議室をお借りして泊まらせてもらうことにしました。

帰路につく

朝、私たちは電話をお借りして家族へ連絡を入れました。
その時、父から有楽町線が動きはじめて途中まで電車で帰れること、その駅まで車で迎えに来ることを聞きました。

一晩泊めてくださった企業の方に御礼を言い、帰路につきました。

電車に乗って、友人とともに父の運転する車に乗り替えて家に着くまでは、疲れから眠っていました。
(友人は途中まで同乗し、親御さんが迎えに来られました。)

やっと帰宅をして、TVをつけるとワンセグで見ていた映像が大画面で飛び込んできました。
家や車が流されていき、がれきの山になった町を見て衝撃を受けました。

震災後

震災後、私の住んでいた街では計画停電がありました。
計画停電の時間帯が夕飯時であったため、停電前に食事を作っておいて、ろうそくの火の明かりを頼りに食事をしました。
そして、その頃インターネット上で流行した「ポポポポーン」という、ACのCMばかりがTVから流れました。

また、7月になると節電休暇という2週間の長期休暇が大学で設けられました。

大きな被害を受けた被災地ほどではありませんが、震災の余波がじわじわとやってきました。

震災から6年

震災から6年が経過しました。
東京では、震災を忘れない努力をしているように感じています。
何もしないままでは、災害の記憶は風化していってまた同じ過ちを繰り返してしまうためです。

3.11を忘れてはいけません。

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