100年間でマグニチュード6.0以上の地震がほとんどない10カ国

今年は大きな地震が続いています。4月の熊本地震と記憶が新しい10月21日に起こった鳥取地震です。日本はプレート4枚が合わさったところにちょうど位置しているため、日夜地震が発生し、震度5以上の大き目の地震も珍しいものではありません。大地震発生の報道を見るたびに、自分の住んでいるところでも大きな地震が来るのではないかとびくびくしている人も多いでしょう。

実際に政府の地震調査研究推進本部はM8~9クラスの南海トラフ地震が30年以内に70%の確率で起こる可能性を発表しています。つまり、近い将来には必ず大きな地震が来るってことなんです。巨大地震から命を守るためには何よりも「備える」ことが大切ですが、そんなことよりも地震大国・日本から今すぐ逃げ出したいと考える人は多いのではないでしょうか。
世界には日本とは対照的にプレートから遠く、地震を引き起こすプレート同士のぶつかりあいに無縁な国があります。つまり地震がほとんどない国です。

ドイツ

ドイツは地震が非常に少ない国として知られており、人生の中で自信を1度も経験したことがないという方も多くなっています。
唯一国内の山岳地帯ではまれに地震があるようで、2008年4月にはマグニチュード4.5というそれほど大きくない地震が発生し、ベランダの一部が損壊するという被害があったようです。

フランス

フランスも地震がほとんどない国として知られています。しかし、フランスの場合には南部に走るピレネー山脈周辺、また国内東部の山岳地帯ではそれほど大きくない地震が頻発。
最近は2016年4月28日に震源フランス / ラ・ロシェル近郊でマグニチュード5.2の地震が発生しました。

スイス

ヨーロッパの内陸国スイスも、地震が非常に少ない国となっています。スイスではマグニチュード6以上の地震が過去800年間に5回程度しか起きておらず、身体に感じる有感地震自体も非常に少なくなっています。
ただ1356年にはマグニチュード7.1の巨大な地震がバーゼルを襲い、バーゼル市街が壊滅したという記録も残っています。

スウェーデン

北欧・スウェーデンもまた、地震が少ない国の代表的な存在です。スウェーデンは有感地震自体が非常に少ないのが特徴ですが、2008年には、なんと実に1世紀ぶりとなるマグニチュード4.7の地震が発生。
地震を経験したことがない人々は火山の爆発か何かだと勘違いをして大変な騒ぎになったと伝えられています。

エジプト

エジプトもまた、非常に地震が少ない国として有名です。歴史的に見ても大きな地震の記録はほとんどなく、それゆえに街の構造自体が地震を想定していないものとなっています。
しかし、1992年には首都カイロ近郊でマグニチュード5.8というやや強い揺れがあり、町の構造も相まって大惨事となってしまったことがありました。

北朝鮮

アジアの国は地震が多いところが多いのですが、北朝鮮はその中でも地震が少ない国となっています。日本のようにプレートが折り重なった場所にあるわけではなく、中国のように活断層があるわけでもないのが大きな理由です。
ただ、北朝鮮は近年地下核実験を行っており、皮肉なことにその影響で規模が大きめの地震が起きています。

オーストラリア

オーストラリアは国土が広いにもかかわらず、プレートの上に国土がすべて乗っている状態になっていることから地震が少ない国となっています。
最近は2016年5月20日に内陸でM6.1の地震がありました。過去100年くらいでオーストラリアでマグニチュード6以上の地震が起きたのは2日間だけだそうです。

ロシア

ロシアもまた、国土が大きいにもかかわらず地震が少ない国として有名です。ロシアもまたユーラシアプレートの真上に国土が載っているので、地震が起きにくい状態になっています。
その中でロシア極東のカムチャツカ、さらに千島列島においては大きな地震が起きることも多く、2013年にはカムチャツカ西方でマグニチュード8.3にもなる世界最大規模の深発地震が起きたことが世界中で大きな話題になりました。

モーリタリア

西アフリカは全体的に地震が少ない傾向にあります。特にモーリタニアでは、過去100年以上にわたって大きな地震が起きていないことが知られています。アフリカでは大地震が起きてしまうと、貧困等の状況も相まって大きな被害が起きてしまうことが多く、対策も難しいと考えられています。

南極

南極大陸もまた、地震が少ない地域になっています。ただ、南極の場合は近海で地震が起きることがあり、1998年には南極近海でマグニチュード7.9の巨大地震がありました。しかしこの時は震源が大陸から遠かったこともあり、身体に感じる有感地震にはならなかったとされています。

まとめ

地震の心配がない国とはとてもうらやましいって思います。しかし、これらの国々では地震に対する備えが脆弱であるために、少し大きい地震が来ただけでも甚大な被害を受けてしまう可能性があるんでしょうね。災害は常に「備えあれば憂いなし」。どの国へ行っても地震は絶対に来ないとあぐらをかかずに、最低限の防災は必須だと言えるでしょう。

参照:http://tabippo.net/

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