現場で活用出来て便利だった物
防災グッズに関して幾つも記事を書いて来ましたが、ここらで一旦有益性を重視して活用しやすい物をピックアップしてみたいと思います。
他にも震災時に役立った物として、今後防災グッズの準備を進める人は参考にしてみると良いと思います。
1、防塵・防炎マスク
震災時には家屋の倒壊やそれに伴いあたり一帯土煙が立ち込める事が予想されます。
思った以上に埃は舞う物で、吸引してしまうとそれだけで喉を傷めたり、人体にも影響がありそうです。
土煙が気になって震災後の作業がはかどらないと言う事も耳にしました。
瓦礫の撤去や自宅の片づけを行う際には、埃などを吸引しなくて済む様にマスクを用意しておきましょう。
コンビニで売っている物から専門的な物まで世の中に色々な種類が流通していますが、用意する物としてコンビニや薬局で入手できる物でも良いと思います。
有事の際に活用出来る様に、ストックとして幾つか持っておくと良いでしょう。
2、リヤカー
家屋の倒壊や避難所生活を余儀なくされるレベルの震災だと、リヤカーがあると便利な状況は多いです。
載せて一度に重い物を運ぶ事が出来るので、遠方より来た物資等をまとめて運ぶ際に重宝しますね。
瓦礫の撤去作業等にも活用出来ます。
一度の載積量が多く、後はちょっとした労力をかけるだけで荷物を運搬できるので活用出来ます。
ライフラインの水道が止まった際に来る、給水車からポリタンクに水を入れて運ぶ際にも便利だったと言う声がありました。
他の防災グッズと比較して気軽に用意出来る物ではないですが、近隣から借りれる様であれば活用しましょう。
3、小型自転車
地震によって交通網が麻痺してしまった際は、自転車が効力を発揮します。
普段は電車や車を使用する距離でも、ちょっとの気合いを入れるだけで自転車でも割と簡単にたどり着けます。
いざと言う時に公共交通機関が使用できない場合、自転車を活用して移動する事になると覚えておきましょう。
「小型」と書いてあるのは、持ち運びも考慮すると普通の物よりも小さい物の方が便利だからです。
最近では重量もさほどなく、折り畳みの物も多く出回っていますから、事前に購入しておくのも手です。
有事の際でなくても、普段使用する事も出来ますから、あっても損ではなさそうですね。
4、ウェットティッシュ
こちらも通常のティッシュと比較して、日常生活の中でもあると重宝しますが震災時はよりクオリティを発揮してくれます。
仮に水道やガスなどのライフラインが止まってしまい、お風呂にも入れない状態が続くとなると簡単に殺菌出来て体を拭く事が出来るウェットティッシュは重宝しますね。
類似品でウェットタオルや濡れティッシュと言う物もありますが、特にどれでも良いと思います。
重要なのは簡易でありながら衛生ケア出来ると言う事です。
防災グッズの中に2、3忍ばせておくようにしましょう。
5、ヘルメット
震災時のみならず工事現場などで目にする事の多いヘルメットです。
端的に言うと頭部を落下物等から守る何かを準備しておきましょうと言う事です。
工事用のヘルメットを持っていなくても、有事の際はバイク用の物でも良いと思います。
当たり前の事ですが、人間は頭部に怪我を負わない事が大事です。
震災時は落下物などの危険度も平時よりグンと増えます。
万が一が起きてからでは遅いので、被っておくだけで対処できるヘルメットや防災頭巾は最低一個は用意しておきたい所ですね。