危険度の高い特別警報まとめ
先の記事で大雨と台風に関する注意報一覧と言う物を書きました。
ニュース速報などで目にするこれらの注意報などを簡単な内訳を記載しています。
それの延長で、今回はそれらとは又違う警報をまとめて行きたいと思います。
基本的に予想される災害の規模も大きく、ポイントとなるのは「数年に一度」や「数十年に一度」と言った点です。
大雨と台風に関する特別警報
やはり雨と風にまつわる物が全体の中でも多く、ここ数年ではアナウンサーの口から「観測史上~」や「記録的な~」と言う単語も聞く事も多々あります。。
どれも大きな災害に繫がる危険性の高い時に発令されるので、これらが出た時はより注意が必要になります。
大雨特別警報
台風や集中豪雨により、雨量や強風に関する重度の災害が想定される際の警報になります。
その規模感は数十年に一度と言うイメージで、浸水や土砂災害を含みます。
その可能性も著しく大きいとされていて、何かしらの災害が発生すると思って良いでしょう。
雨が止んだのちも暫くは土砂災害などの注意が必要です。
暴風特別警報
こちらも規模は数十年に一度と言うレベルになりますが、主に台風などの熱帯低気圧に関する物になります。
高潮や高波を伴う自然災害が発生する危険性が非常に高く、その名の通り強い風が吹き荒れます。
波浪特別警報
上記と同じく、熱帯低気圧の発生に伴い極度の高波が想定される際に発令されます。
一般的な津波とは違いますが、局地的に非常に強い波が発生する事から該当地域より速やかに離れる事が重要です。
高潮特別警報
これはあまり目にした機会は少ないと思いますが、数十年位一度の高い潮が発生すると予想される際の警報です。
海洋で従事している人や、海岸沿いに住む人には要注意が必要になり、波浪警報と相まって発令される事が多いのが特徴です。
その他の災害予報と情報
その他にも発令される事がある予報などがあります。
中にはあまり目にしない物もありますが、その名前などからある程度想定規模を推測できるようにしておきましょう。
記録的短時間大雨情報
大雨警報と一緒に発令される事が多い。
数年に一回ほどの割合で発生する短時間で集中して降る大雨を観測ないし解析した際に発令されます。
これが出た地域は現在の雨量は稀に見る物だと認識しましょう。
指定河川予報
気象庁が観測する特定の河川の水量や水位を元に算出される警報です。
国や各都道府県と連携し、氾濫注意報や氾濫警戒情報等、氾濫危険情報、氾濫発生情報の4種類があります。
土砂災害警戒情報
災害の中でも割と予測が立てやすい土砂災害ですが、その発生する可能性が非常に高い際に発令されます。
主に対象となる市区町村を特定した後、各自治体と気象庁が合同で発令します。
元々危険警戒区域に指定されている場所が該当する事が多いので、自分の住んでいる場所がそれらに入っていないかあらかじめ確認しておきましょう。
この様に一般的な大雨、台風警報とは違いなかなか目にする事も少ない物がありますが、発令の際には深刻度が高い物も含まれています。
ニュース速報などで即時発令される事がありますが、自分の住んでいる場所などと照らし合わせてその後の行動を決めましょう。