阿蘇山の地下のマグマの動きを観測していた
参照記事:http://headlines.yahoo.co.jp/
8日午前1時46分に阿蘇山ので爆発的噴火がありました。この噴火の前に地下ではマグマが動いたことを示す前兆が観測されていました。マグマの動きが爆発の要因とみられるが、気象庁は今後、噴出物を調べてメカニズムを分析をします。
阿蘇山のマグマだまりは火口西側の景勝地「草千里」の地下4~12キロにあり、ここから火口直下へ続くマグマの通り道(火道)で爆発が起きたとみられます。過去にはマグマが直接噴出する「マグマ噴火」やマグマが地下水と接触することで起きる「マグマ水蒸気爆発」などが起きましたが、どのタイプかは噴出物を調べないと断定できないそうです。
ただ、マグマの流動を示す動きは前日からありました。福岡管区気象台によると、阿蘇山では7日昼ごろからマグマの動きに伴うとみられる火山性微動が続いていました。午後10時ごろには大きい揺れとなりましたが、噴火15分前の8日午前1時半ごろ、急速に小さくなりました。気象庁は「ここで火道が閉じ、圧力が高まった」とみています。
また、8日午前0時ごろから、マグマ上昇の可能性を示すわずかな山体の隆起も観測されました。こうした前兆について同気象台は「どの程度の噴火が起きるのか予測するのは難しい」と説明しています。
事前に噴火の前兆があったら、噴火警戒レベルを上げて、周辺住民に避難を呼びかけ事前対策を取れるようになるといいですね。
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