夏休みのキャンプを通して親子で防災を体験しよう
子供たちが夏休みの季節です。夏休み中の子供たちを色々な場所に遊びに連れていくお父さんとお母さんも忙しい季節ですよね。
夏といえばアウトドア。キャンプに出かける家族も多いかと思います。
今回は親子で体験できる「防災キャンプ」を紹介します。実際に被災して、小学校などでの避難生活は大人にとっても大きなストレスがかかり、小さな子どもにとってはなおさら大きな負担となります。
「防災キャンプ」は避難生活に近い不自由さを楽しみながら体験し、災害に備えることができます。
防災キャンプの目的は4つあります。
1. いつもと違う環境を楽しもう
2. 助け合うことを経験しよう
3.危ないことに気付く力を身につけよう
4.やったことのない役割にチャレンジしよう
「防災キャンプ」の楽しみ方の例
1.キャンプ場や河原でバーベキューをする
2.バンガローに泊まってみる
3.非常食を持って山にピクニックに行ったり、舗装されていない道を歩く訓練をする
4.レトルト食品を持っていき、鍋を使って、薪でご飯を炊いてみる
自然の素晴らしさと、脅威を学ぶ
キャンプ中は避難生活を想定して、いつも遊んでいるおもちゃやゲームがなくてもできる遊びをいろいろ発見してやってみましょう。家族で夜の林を歩いて、電気のない夜の暗さ、星の明るさ、たくさんも生き物の存在を感じてみましょう。穏やかに流れている川が、大雨のときにどんな風に変わるのか、家族で話して想像してみましょう。
社会性を身につける
子どもにとって「薪を集めてきた」「火が起こせるようになった」など小さな成功体験を積みかねることができ、自信につながります。また「野菜切り担当」「お皿洗い担当」などの小さな役割を責任を持って成し遂げる喜びを体験できます。
まず親が楽しんで
親が楽しめないと子どもは絶対に楽しめなくなってしまいます。無理をせずに、最初はお弁当を持ってピクニックに出かけるぐらいから始めてみましょう。「災害に備えるため」と身構えるのではなく、キャンプを楽しんでいるうちに「この子できるようになったなあ」と成長を感じるぐらいがちょうどいいのかもしれません。
参照記事:『防災ママ812人が作った子連れ防災』つながる.com著
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。