「賃貸だから、壁に穴あけて家具を固定できないよ~!」
家具固定、賃貸アパートの壁 「穴開けられない」|静岡新聞アットエス
家具固定したくても賃貸だから―。東海大海洋学部(静岡市清水区)の新入生を対象にした防災意識のアンケート調査で、賃貸アパートに住む学生が地震の危険性を認識しながら…
日本では、3割~4割の人が賃貸住宅で生活しています。
若年層では単身者が増えて多くの人が、賃貸を利用しています。
しかし、賃貸住宅では床や壁に穴をあけることが原則できません。
(もしかしたら、原状回復できることを条件に許可してくれる大家さんもいるかもしれませんので、交渉する価値はあるでしょう。)
本当は、消防庁が推奨するL字金具等での固定をして最大限に備えたいところですが、簡易的な穴をあけない固定方法をいくつか併用することで限りなく近い効果を発揮するかもしれません。
賃貸でオススメ!家具の固定方法
定番の突っ張り棒
家具の木目と調和するデザインの突っ張り棒↓
壁際に沿って、家具と天井を突っ張って固定します。
天井がしっかりとした造りの場所ではかなりの効果を発揮しますが、設置場所と設置方法を誤るとしっかりと固定できず、大きな揺れが発生すると突っ張り棒が曲がってしまいます。
最近は、この様なジャッキータイプの突っ張りもあります!
色んな方向から固定!耐震ストッパー
上面から、側面から、様々な方向から壁に密着します!
突っ張り棒と併用して、壁と天井にがっつり固定できます!
これも定番、耐震ジェルパッド
棚の上に置く家電や小物の固定にも使えて、大判のものは大型家電や大型家具の底面に敷いて振動を和らげます。
大きな地震の場合、家具や家電が滑ったり飛んできたりすることを防ぐことができます。
こちらも、上記の固定方法と併用しましょう!
この傾きがミソ!家具転倒防止安定板
家具の底面を壁側へ少し傾けて、居住空間へ倒れてくることを防ぎます。
傾きの角度が変わらないように、下へ滑り止めマットを忍ばせると転倒防止だけでなく滑り防止にもなり一石二鳥です。
貼ると安心、ガラス飛散防止シート
食器棚のガラス戸や窓などは相当な強化ガラスでもない限り、巨大地震では確実に割れるでしょう。
賃貸・持ち家関係なく、ガラスの破片でのケガを防ぐために貼ることをお勧めします。
学校や職場、公共の場でも貼るべきでしょう。
UVカットなど、付加価値のあるシートが販売されているので普段の生活にも役立ちますね!
外観を損なわない!小物固定にオススメ、ミュージアムジェル
美術館等で展示物を固定するために使われるこちらのジェル、透明なので外観を損なわないで小物を固定できるんです!
しかも、貼ってはがすのが容易で再利用もできる優れもの。
こちら、割れ物の販売をする店舗でもオススメです。
簡単に取り付けられるものばかりなので、この機会に設置してみては…!?
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