近い将来富士山が噴火すると言う説もあるほど
いわずもがな富士山は日本を代表する山で世界遺産にも登録されました。
元々富士山噴火の可能性を示唆する話は昔からありました。
近年だと2011年の東日本大震災を境にその説を耳にする機会が増えたような気がします。
イメージ出来ないかもしれませんが、もし富士山が噴火したとなると被害は山梨県や静岡県だけにとどまりません。
多くの専門家が口を揃えて言うのが首都圏にも大きな被害が発生するという物です。
どの様な被害が想定されるのか、又それに対してどの様な防災グッズを持っているべきかを書いてみたいと思います。
水と食料は必ず必要
一般的な防災グッズと同じですが、噴火による被害がどの規模でどの程度継続するのかは今明確に断言する事は難しいです。
裏を返せばやはり飲料水や食料の確保は行っておくのが賢明でしょう。
特に食料に関しては噴火後に物資の流通がストップしてしまう事と、店舗に陳列されている物も直ぐに売り切れになる事が想像できます。
この手の物資の不足は3.11の際に東京でも感じる事が出来ましたが、あれのもっと大規模な物が引き起こされる公算が高いと言う事ですね。
数日分の食料を確保しておくことが重要になるので、非常食を中心にストックを用意しておきましょう。
家族がいるのなら多めに準備しておくことも防災グッズの選定の時と一緒です。
ゴーグルを準備する
深刻なダメージを蒙るのが火山灰です。
これは上空から降り注ぐ物ですので、完全にシャットアウトする事は非常に困難です。
意外に知られていない事ですが、火山灰は微粒のガラス片の様な物なんです。
吸引して体内で有害になる事ももちろんですが、目に入っても傷をつける等の危険性が非常に高いです。
その様な事象から、他の防災にはあまり目にしないゴーグルを一つは用意しておきましょう。
専門のゴーグルも売っていますが、とにかく眼球を保護できる物が必要です。
防塵マスクも必要
上記のゴーグルの項目でも触れましたが、やはり体内に灰を吸引しないためにマスクも準備しておきましょう。
最近では中国北京市のpm2.5が問題になっていますが、ニュースを居ていると北京市民は皆マスクを着用しています。
富士山噴火が発生するとそれと似たような環境が首都圏でも起こると言う事ですね。
出来れば普通のマスクとは違い、防塵等の細かい粒子を防いでくれるような高機能な物を準備出来ると良いですね。
極力外出も控えるのがモアベターです。
屋内にいれば火山灰を吸引する頻度も大幅に下がりますので、合わせて外出は控える様にしましょう。
電子機器に灰が入らない様にする
火山灰は非常に細かい粒子で出来ているので、パソコンなどの電子機器はめっぽう弱いです。
一般的に言われている対策としては、機器自体をサランラップ等で覆ってしまう事ですね。
こうする事によって細部に火山灰が侵入する事を防ぐことが出来ます。
これは噴火のニュースをキャッチしたら早めに対応するようにしておきましょう。
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