”震災伝承防災アプリ、岩沼市が利用呼びかけ”
といった、河北新報のニュース見出しが目に飛び込んできました。
内容を読んでみると、どうも積極的な広報をしてこなかったためにDL数が伸び悩んでいるそうです。
試しにインストールしてみたところ、まだまだ伸びしろはありますが、とても有益な情報が盛り込まれている素晴らしい防災アプリでした。
岩沼市の回し者かと思われるかもしれませんが、内容が良いのに認知されていないのはもったいない…!と感じて記事を書いている次第です。
岩沼市民ではない方も、タメになる情報がたくさんあります。
ダウンロードのしかた
スマートフォンご利用の方はアプリケーションのDLをされたことがあると思いますので、割愛させていただきます。
AppStoreもしくはGooglePlayで”岩沼市”のキーワードで検索していただけると上位に出てきます。
もしくは、岩沼市のホームページにリンクがございますので、そちらからDLしましょう。
DLはコチラから(岩沼市HPへ飛びます)
Wi-Fi環境であれば数分でDLが完了します。
起動してみた
上記画面が表示され、”START”ボタンをタップします。
するとメニュー画面に移ります。
いわぬま復興物語
上記”復興物語”をタップしていただくと、岩沼市の被災状況と、マップでは街並みの震災前、震災直後、震災後の写真を閲覧できます。
地図にあるピンをタップすると、その地区の写真を閲覧できます。
震災直後や津波の写真がありますので、ご注意ください。
UIや内容に改善の余地があるように感じますが、これからアップデートしていくのでしょう。
スカイガイド
スマホをかざすと、現在地から岩沼市周辺のスポットまでの距離が表示される機能です。
”千年希望の丘”での使用を推奨しています。
”千年希望の丘とは”
津波の力を減衰して避難所にもなる、再生可能な震災がれきから出来た人工の丘です。
丘と丘を結ぶ園路は、寄付によって用意された苗木をボランティアの手で植樹されたそうです。
ハザードマップ
洪水、土砂災害のハザードマップを地図に照らし合わせて表示できます。
津波のハザードマップは現在制作中とのこと。
避難所
岩沼市の避難所と救護所を、現在地とともにマップ上で閲覧できます。
ピンをタップすると、住所が表示されます。
住所をコピーできないため、土地勘のない人はナビゲーションができるアプリ(GoogleMapなど)への入力に苦労しそうです。
このアプリそのものにナビゲーション機能を備え付けるか、ナビゲーションアプリへ飛ばす機能があると、さらに有益なアプリケーションになるのでは。
災害への備え、お役立ちレシピ
災害への備えでは、持ち出す項目、備蓄の項目、豆知識があります。
欲を言えば、持ち出しや備蓄などをチェックできたり達成度がわかるようになっていると良いかもしれません。
お役立ちレシピでは、食品用ポリ袋に食材と調味料を入れて、鍋などの熱湯で調理をするパッククッキングなどのレシピと、あると便利な保存食の一覧を見ることができます。
レシピ数がすくないので、今後のアップデートに期待です。
実際、被災された方たちの工夫がみられる様なレシピがもしあれば、より良いアプリになるかもしてません。
使ってみて…
岩沼市民ではなくても、とても有益な情報がたくさんあるアプリでした。
まだまだ改善してほしい部分や更新が必要な部分もありますので、今後のアップデートに期待しています。
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