地震後に電気が落ちる等のライフラインが制限されたら
防災と言うよりは地震が起きた後の対応の仕方になりますが、もし電気系統が不通になってしまったらと言う際のお話です。
特にその中の食材に関するノウハウになりますが、震災後に中長期に渡って物品が流通しなくなるとかなり食料も制限されてしまいます。
本来食材を貯めておいて、長持ちさせるための冷蔵庫も機能しなくなる可能性は十分にあると言う事ですね。
限定的な状況ではありますが、もし夏にこう言った状況になると、やはり食材の足も速くなります。
食料の確保が重要になってくるこの状況で少しでも食材を長持ちさせる方法があるんでしょうか。
冷凍庫の物を冷蔵庫の一番上に持ってくる
もしこの様な状況に陥ってしまった場合は、先ず冷凍庫にある凍っている物を冷蔵庫の一番上の段に移しましょう。
一般的な冷蔵庫という物は冷気が上から下に向かって伝達するように出来ています。
その時何が入っているかにもよりますが、出来れば大きめの四角い物があればベストですよ。
冷蔵庫に移して冷気を確保しましょう。
例え電気が通らなくなり、冷蔵庫自体が機能しなくなったとしてもこの様に凍った物を冷蔵庫に移す事で急場を凌ぐことが出来ると言う事ですね。
非常食をあらかじめ準備しておく事も重要
ただこの対策は一過性の物でもあります。
どう考えても数日しか冷気は持たないでしょう。
震災によってライフラインが限定されてしまう状況と言うのは長期に渡る事も十分想定されますので、普段の食材とは別に非常食を用意しておくことが望ましいです。
東日本大震災の時も、被災地に向かいボランティアで炊き出しなどを行ってくれた団体、個人の方も沢山いましたが、あらかじめ自分で備蓄を用意しておくことも防災のフローとしては大事です。
最近ではネットで購入する事も容易になってきていますから、有事の際に備えて普段から空いてる時間等に申し込んで置くことをお勧めします。
この様な食品関連の物は防災を語るうえで買いすぎて困る事は無いと思いますので、ストックしておくようにしましょう。