東海地震・東南海地震・南海地震・九州の4連動大地震に警戒
産経デジタルのizaによると、地震予知で注目を集めている「MEGA地震予測」は、静岡、和歌山、高知などの太平洋沿岸地域に不自然な兆候を捉えたと報じています。
変動の一部は南海トラフ巨大地震の想定震源域内で出現し、連動が懸念される東海地震、東南海地震、南海地震に加え、九州を含む「4連動地震」につながる恐れを指摘しています。
MEGA地震予測を主催する「地震科学調査機構(JESEA)」の村井会長は、九州では昨年4月の巨大地震の震源となった熊本県の周辺地域が不安定になっており、地震発生のエネルギーにつながる歪みが拡大。今月2日は、日向灘を震源とする最大新戸の地震が発生したことにも村井氏が神経をとがらせる要因になっているようです。
「日向灘でマグニチュード(M)7クラスの地震が起きると、南海トラフでM8クラスの地震が誘発されるという研究者もいる。現在は九州から東南海、南海、東海、千葉県に至るまでのベルト地帯に異常変動が出現しており、日向灘が揺れたことで、南海トラフ巨大地震に日向灘を加えた『4連動地震』の発生にも警戒をしていく必要があるだろう」(村井氏)
引用:http://www.iza.ne.jp/kiji/events/news/170316/evt17031607000001-n1.html
また村井氏は日本列島が東西南北への動きを示す「水平方向」の地殻変動にも注目しています。
「南関東周辺は現在、『南東方向の動き』が主流となっているが、伊豆半島(静岡県)の先端は南西、房総半島(千葉県)の先端は北方向に動くという不自然な動きを見せている。潮岬(和歌山県)や室戸岬(高知県)なども周辺地域と異なる動きをしている。こうした状況はそれぞれの地域の地下で歪(ひず)みがため込まれていることを示しており、巨大地震が発生しやすい環境が生まれているといえる」(村井氏)
引用:http://www.iza.ne.jp/kiji/events/news/170316/evt17031607000001-n1.html
地震は小さな揺れでも別の地震を呼ぶ要因になることがあると言います。
特に3月は季節が変わり各地で雪解けを迎えることから、「地下にたまったエネルギーの留め金を外す『誘因』になりやすい季節」と村井氏は警鐘を鳴らします。
対象エリアはしばらくは警戒が必要ですね。
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