【いざ地震発生】赤ちゃんや子どもがいる場合の地震対処法
日頃の防災準備が大切です
もうすぐ東日本大震災から丸6年を迎えます。新聞やテレビでも震災の話題が多いので、自然と地震や防災に対して意識が向きやすい時期ではないでしょうか。
あれくらい大きな地震が再び発生てしまったら…と考えると恐ろしくなります。
特に子どもがいる方、小さい子供や赤ちゃんがいるご家庭は不安になりますよね。
突然大地震が発生しても大丈夫にしておくには、日頃の防災準備と防災知識、そして大地震が発生した時でも冷静に行動することだと思います。
実際に地震が発生したらどのように行動すればいいのかまとめましたので、おさらいして下さいね。
赤ちゃんがいる場合
地震発生直後 揺れを感じたら
・緊急地震速報のアラームが鳴ったり、小さな揺れを感じたら、すぐに赤ちゃんのそばに行きます。
・揺れが大きい場合は、赤ちゃんに覆いかぶさったり、抱っこして守ります。
・ベビーカーに乗せている場合は、ベビーカーごと上から覆いかぶさるようのします。
・地震の後の赤ちゃんを守るために、赤ちゃんと自分自身も助かるように身を守ってください。
揺れがおさまったら
・まずは自分と赤ちゃんのケガの状況を確認します。
・自宅が倒壊したり、損傷が激しかったり、津波の心配がある時は避難所へ移動して下さい。
赤ちゃんのために防災対策をし、防災グッズを事前に準備しておきましょう
・ベビーベッドや赤ちゃんがいる場所の周りに、転倒物や落下物になるものはけして置かないようにします。
・おむつ・おしりふき・ガーゼ・粉ミルクなどの必要用品は普段使うものと分けて、「非常用」として用意しておきましょう。
持ち運び用に非常持ち出し袋(リュックサックなど)に3日間、自宅用に1週間分が目安です。
子どもがいる場合
子どもが一人でいるときに被災した場合の対処方法として、普段から親が子どもに教えておくべき内容を紹介します。
地震発生直後 揺れを感じたら
・事前に家の中に1ヶ所、寝室など安全な場所(転倒や落下物のない安全な空間)を用意しておきます。
・緊急地震速報のアラームが鳴ったり、小さな揺れを感じたら、事前に決めている家の中の安全な場所に避難するように教えておきます。
揺れがおさまったら
・揺れがおさまった後の行動も事前に決めておきます。
耐震性や津波が来る恐れがある地域かどうかでその後の行動を決めておきましょう。
・耐震性の高い住まいはその場で待機するように伝え、古い建物や津波の恐れがある場合は、避難所へ移動することを教えます。
あらかじめ近くの避難所までのルートを一緒に確認しておきましょう。
登校中、遊んでいる時に揺れが感じたら
・揺れを感じたら、頭を抱えてその場にしゃがみこみます。
・教室など、机やテーブルがあれば、その下に潜る込みます。
・切れた電線・崩れた壁・地割れ・道路の陥没にはけして近づかないように教えておきます。
実際に大地震が発生するとわかっていても咄嗟に動けないものです。地震の時も赤ちゃんや子供は親が守らなければなりません。親である大人が冷静に判断することがとても大切になってきます。
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