年始の大寒波の対応も素晴らしいとの報道
地震大国であると共に火山、津波等様々な災害に晒される事の多い日本。
シーズン物としても夏には台風、冬には雪の問題も発生します。
ある意味通年何かしらの自然災害の脅威に晒されている日本に対して、中国のメディアがその対応の素晴らしさと防災の取り組みに関して賞賛した記事が話題になっていますね。
参照[中国人が感心・・・災害に強い日本の秘密は「普段の行い」にあった!]
http://news.livedoor.com/article/detail/11129649/
救助だけが防災の基準にならないと言う事
2016年の冒頭に日本列島をスッポリ覆うような大寒波が襲来した事は記憶に新しいですが、これは日本だけに限らず韓国や台湾、そして中国の一部でも記録的な低気温を観測するなど近年稀に見る規模の物でした。
各国の対応は色々あるとして、日本にクローズアップすると警報が出た後の各公共機関の対応が迅速で素晴らしいとの事です。
特に九州地方は凍結による断水や水道管の破裂など、今まで経験した事の無い事態も多く見られましたが、この際にも連絡傾倒は麻痺する事なく各家庭、個人に向けて情報発信を行った事は、なかなか他の国では見られない事の様ですね。
3.11の大震災に代表されるように、大きな被害をこうむる災害後は救助やそれに付随する活動がフィーチャーされる事が多々ありますが、根本にある物としては日ごろの行い、ここでは防災に対する意識の高さがあると参照記事内で紹介しています。
やっぱり事前の取り組みが生きるかどうかが大事
防災と言うのは読んで字の如くあらかじめ災害を防ぐために準備する事です。
様々な備蓄もそうですが、事前に心配な部分は極力排除しておく施策とも言えるでしょう。
この一連の取り組みをどの程度行っておくのかが有事の際に物を言いますが、やはり海外各国から見ても日本のここは秀逸なんだと思います。
大前提として昔から連綿と続く各災害に対する被害の状況、それを軽減するために普段から行っておくべき施策の諸々がレベルが高いと言えるでしょう。
つまり経験則から来る対応を生かす事が出来ているのが日本の防災と言えます。
往々にしてこの部分は全面的に取り上げられる事は少なく、一言で言ってしまえば地味な作業ともなり兼ねません。
しかし、万が一の状況を想定して、いざと言う時はどう言った行動をするか、又被害に会った後も礼節を持っていられるかどうかと言う事は日本の文化も絡みもはや独自の物と言えそうです。
東日本大震災の際にも海外のメディアに日本人の冷静な対応は賞賛されていましたが、今後も各家庭、個人間で事前に備えを進めておく事が最も大事と言う事ですね。
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