新潟焼山の火山性地震がやや増加傾向に

アラスカ噴火

北信越で火山活動を観測か

今月に入って新潟焼山の火山性地震と見られる揺れがやや増加傾向にあるとの事です。
先日は熊本での震災もあり、その際は阿蘇山の噴火も懸念されましたが、今度は北信越地方でも火山噴火に対する注意が必要との事です。

新潟焼山は長野県との県境に位置し、標高2,400メートルの活火山になります。
日本では知られていないけれど実は活火山と言う山も多く、新潟焼山もその一つと言えます。

既に山頂より半径1キロ以内は立ち入り禁止

気象台の勧告により、地元の自治体と連絡を取り既に山頂より半径1キロ以内は立ち入り禁止となっている模様です。
今回の火山性地震の兆候は既に昨年には現れていて、夏ごろから東側の斜面より噴気が高くなる事が確認されています。

一昨年には御嶽山の噴火もありましたが、その時との因果関係は不明です。

従来新潟焼山の火山性地震は月に5回程度でしたが、今月に入ってからは既に一日に23回も記録した日もあります。
又、4日以降は地下の火山性ガスの動きを示す「低周波地震」も記録されるなど事態はより深刻になって来ていると言えそうです。

いずれもふり幅は大きくなく、火山性微動は確認されていないとの事ですが注意が必要と言えます。

付近に立ち寄らない事が大事

防災として重要な事は極力付近に立ち入らない事だと思います。
万が一噴火した際にはそれなりの規模の被害と危険が予想されますから、可能な限り離れる事を推奨します。

その他いつ避難しても良いように、近隣の方は震災と同じく防災グッズなどの準備を進めておく事が望ましいと言えるでしょう。

天災はいつ来るか予測できませんから、我々に出来る事は事前に危険を回避すべく意識を向けておく事と、準備を進めておく事です。
防災グッズの中身は、基本的に震災を想定した物と同じで良いと思いますが、個別に家族間で話し合いをしておき、各家庭ごとの事情も含めた上で共有しておきましょう。

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