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ペットのためのボランティア-にゃんにゃん防災教室【5時限目】
- 2016/12/30
- にゃんにゃん防災教室
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ペットと防災、はじめませんか?
~ キーンコーンカーンコーン♪ ~
リオ:皆さんお久しぶりです!
”にゃんにゃん防災教室”のリオ室長です。
今回のにゃんにゃん防災教室は、”ペットのためのボランティア”について取り上げます。
ビビ:こんにちは! ”にゃんにゃん防災教室”に通うビビです!
わたしたちと一緒に、ペットの防災を学びましょう!
5時限目 ペットのためのボランティア!
リオ:ぼくたちペットを「家族の一員」とする人が増えていて、大きな災害があると一緒に避難所へ避難することがおおいみたいだね。
ビビ:それに、わたしたちが避難所で家族や周りの人たちの癒しになるみたい!
リオ:でも、避難所にはぼくたち動物が苦手な人もいるし、動物アレルギーで体調が悪くなってしまう人もいるんだよね…。
だから、ぼくたちは避難所の飼育施設に預けられるんだ。
ビビ:同じ避難所でも、ばらばらになっちゃうんだね…
災害後の混乱した中だと、家族もわたしたちまで手が回らなくなるんじゃないかな…?
リオ:そう、そんなときのために地方自治体では”災害時動物救護活動ボランティア登録制度”を設けているんだ!
災害時動物救護活動ボランティアってどんな活動をするの?
災害時動物救護活動ボランティアに登録すると、有事にどのような活動をするのでしょうか?
埼玉県の例を紹介します。
①避難所等で飼育されるペットの世話(食餌の提供、散歩、など)
避難所では動物が苦手だったり、動物アレルギーの人もいます。
そのため、ペットたちは原則、避難所の中に設けられた飼育施設に集められます。
その飼育施設にいるペットたちのお世話をします。
②避難所等における飼育施設の清掃管理
しつけされていたとしても、ペットたちは慣れない環境下ではそそうをしてしまうかもしれません。
また、清潔に保つことによって病気の蔓延を防ぎ、衛生管理をする意味もあります。
そのための清掃を行います。
③飼い主が飼育困難となったペットの一時的な保護
被災したことによってペットを飼育することが難しくなってしまった人たちのために、一時的にご自宅でペットを預かり、飼い主の代わりにお世話をします。
④ペットの飼育等について飼い主へのアドバイス
防災やペットの飼育について、飼い主から相談を受けることがあります。
そんな時に、動物に関する知識を活用して適切なアドバイスをします。
③支援物資の運搬
フードやトイレ砂、トイレシート、薬など…様々な救援物資があります。
その救援物資を避難所と避難所の間、避難所の中での運搬を担います。
災害時動物救護活動ボランティアに参加したい!
埼玉県の場合、以下の登録要件を設けています。
動物救護ボランティアとして活動する意欲があること。
登録しようとする時点で、20歳以上であること。
動物の適正飼養についての知識や技能を有すること。
動物の毛等によるアレルギーがないこと。(支援物資の運搬など、直接動物に関与しない活動に参加する場合を除く。)
災害時動物救護活動ボランティア登録要領を遵守する意思を有すること。
災害時動物救護活動ボランティア登録制度
ここに注意!災害時動物救護活動ボランティア
災害時動物救護ボランティアに限った話ではありませんが、ボランティアは謝礼が出ませんし、交通費なども自己負担です。
また、一方でボランティアは必ずしも「参加しなくてはいけない」ものではありません。
災害時は自分自身や家族の身の安全が第一です。
もし、余力があれば参加して協力してくださいね、といったものです。
リオ:災害時のボランティア。自分や家族の安全を最優先に考えて、無理せず参加してほしいね。
ビビ:不定期連載ですが、またお会いしましょう!
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