2016年激増する熊の被害
「獣害」と言う単語自体は聞きなれないかもしれませんが、ようするに獣による事件を指す言葉になります。
代表的な所ではやはり熊が一番だと思いますが、現代では獣害=熊が人を襲うと言っても過言ではないぐらいです。
先月秋田県で発生した熊による住民殺害事件はニュースでも大きく取り上げ挙げられましたが、本日再度同じ現場で熊により負傷した男性のニュースが飛び込んできました。
この秋田県秋田県鹿角市十和田大湯の山林では既に4人が死亡した事になっていますが、主に山菜取りの最中に狙われた物と見られています。
今回の男性も、家族三人とワラビ採りに来ていて、上半身に噛まれた跡が確認できると言う事です。
実際熊に遭遇した時やってはいけない事
昔から熊に遭遇した際に取るべき行動は割と有名ですね。
誰でも聞いた事があると思いますが、いわゆる「死んだふり」が有効とされてきました。
しかし、この死んだふりは効果が無いと言われています。
出所の不明な都市伝説の様な物ですが、山中で熊に遭遇した時に最もやってはいけない事ととも言われています。
死んで動かないから攻撃してこないとは限りません。
科学的根拠も無く、無傷で生還する可能性は極めて低くなる方法とも言われていますね。
他に気を付ける事として、走って逃げだすのもNGとされています。
熊との直接距離に左右されると思いますが、中距離、近距離でこちらが走り出すと追いかけてくる事が多いようです。
一説には熊の歩行スピードは最大で時速60キロも出るらしく、自動車と同じぐらいの速度で追いかけてくると言うイメージですね。
それから逃げ切るの至難の業なので、ばったり遭遇してもあせらず背中を見せて走り出す事は避けましょう。
他にもカメラを向ける、大声を出すと言う行為もNGとなっていますね。
熊と出会った際に取るべき対策は
それでは実際に熊と遭遇した際に取るべき方法として、どう言った物があるか見てみましょう。
音を出す
よく熊よけに鈴を持ち歩くと言う事は言われます。
音が出ている事により、熊が怖がって逃げていくと言う事が根幹にあるようです。
これについては一点問題があり、常に音が出ている物だとこちらも熊の接近に気づかない可能性があります。
臆病な熊なら良いですが、こちらを餌と認識して襲ってくる熊にはあまり効果が期待できない事が予想されますので、使いどころを考える必要はありそうですね。
鉈を携帯する
万が一熊に襲われた際に、撃退できるように武器を持っておく方が良いです。
お勧めされるのは鉈ですが、あらかじめ熊が出没する地域の近隣を歩く際には準備しておく感覚でいた方が良いかもしれません。
一応熊の弱点は鼻頭と言われていますね。
ここを叩くと嫌がる動物は多いですが、熊も同じく万が一の際にはここを殴ると良いとされていますね。武器を持っている場合はそれを使って鼻頭を狙うイメージでいましょう。
近くの木に登る
熊に襲われた際は近くの木に登るのも効果的だそうです。
ただ、あくまで一時避難的な意味合いが強く、基本的に熊の方も木に登ってくる事があります。
その際は頭上と言う有利な位置から攻撃がしやすいと言う利点が大きいので、先ほども書いた鉈などで撃退すると言ったイメージですね。
もし熊が木に登って追ってくる事が無く、その場から離れ無いようであれば長期戦を覚悟しましょう。
一応ここで挙げた物が代表的な熊の対応策になりますが、熊の種類や状況によっても諸々変わってきます。
一番確実な回避策は、やはり熊が出没すると言われている地域には近づかない事ですね。
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