幼いお子さんを抱えていると苦労する事も
大きな災害が来た際に避難所での生活を余儀なくされる事も出てくると思います。
幼いお子さんを持つお母さん方の中には、その避難所生活で苦労したと言う話もちらほら耳にします。
それに付随して、自宅が大きく損傷を受けていたりすると今後の生活も見通しが立たず気苦労も絶えません。
実際の体験談を元に、被災後どの様な事に気を揉んだかまとめてみたいと思います。
子供が泣く事に気を使ってしまう
言うまでも無く避難所生活には色んな人と共同で過ごす事になります。
東日本大震災の際も学校の体育館の中で沢山の家庭が寝床を作って生活しているシーンは目にしたことがあると思います。
幼いお子さんを持つお母さんの中には、夜泣きを始め慣れない生活環境に子供が頻繁に泣いてしまうと言う事もあり大変だったと聞きます。
複数の人が共同で生活している中で、子供の泣き声がうるさいとクレームを言う人も実際にいます。
気持ちは分からなくもないですが、それを幼い子供に言って聞かせるのも限界がありますね。
そうなるとお母さんの方が気を使ってしまい、余計周囲に気を使う事で避難所での生活を諦める人もいます。
自宅にも帰れないので車の中で寝泊まりしたり、遠くの親類を頼るしか手は無いと言う事にもなりますね。
周りの人が皆一定の理解を示してくれるようであれば一番良いと思いますが、災害によって生活環境が変わり気が立っている人も多いのも実情です。
揉める場合もあると思いますが、冷静に対応するようにしましょう。
子供の進路に関して考える
それまでの生活環境を一変させてしまうのが大規模な災害です。
何もなければ平和な毎日がそのまま続き、ある程度自分や子供の今後も見通しが立っていると思います。
しかし、有事の後にはその辺りの考えは改めて練る必要が出てきます。
保育園や幼稚園、小学校や中学校などの施設自体も災害の被害で機能していないかもしれません。
中には通学しはじめたばかりなのに今後は通えないと言う事態も出てくるでしょう。
こう言った際には本来考えなければならない事でも何もこの先のアイデアが出てこないと覚えておきましょう。
中には被災した家庭のお子さんを優先的に入れてくれる保育園や幼稚園も存在します。
情報を集めてそこにお願いするのも手でしょう。
先着順と言う場合もありますので、早めの対応をお勧めします。
被災後は心配事が沢山
この様に、避難生活の中で苦労する事も多々出てくると思います。
それまでの日常生活に戻るのは時間も掛かると思いますが、先の見通しが立たない中でも周囲の人とコミュニケーションを取り、同時にお子様へのケアも怠らないようにして日々生活する事を心がけましょう。
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