南太平洋バヌアツの地震と南海トラフの関係

伊方原発

4月3日に発生したバヌアツの地震

日本時間にして4月3日の夕方5時ごろ、南太平洋のバヌアツでマグニチュード6.9の地震が発生しました。
直接日本に被害が及ぶ事は無かったですが、それで当初津波を懸念した人もいたと思います。

震源地はバヌアツの首都、ポートビラの北北西およそ400キロでの地点で、震源の深さは35キロメートル近くにも及ぶとの事でした。

その前にも日本では和歌山県・三重県沖で地震が発生しましたが、当初南海トラフ地震との関連性が取りざたされました。
このバヌアツの地震も南海トラフと関係があるんでしょうか。

地震は連動する物

基本的に地震と言う物は連動すると言われます。
これはプレート間で、地震のエネルギーが伝わる事によります。

もちろん震源地や大きさによっては他の地震と関連しないものもありますが、基本的にどこかが揺れたら今度別のどこかも揺れると思っておく方が自然です。

3.11の東日本大震災の前にはニュージーランドで大きな震災がありました。
2011年の3月11までは主にこのニュージーランドのニュースが放送されていたのを覚えています。

専門家ではないですが、このニュージーランドの地震と東日本大震災の地震は100%無関係ではない気がしますね。

やはり今回のバヌアツの地震も、今後日本で起こる地震のトリガーになっている可能性もあると言う事です。
直近で日本付近を震源とする大きな地震が起こるかも知れないと言う事です。

心配な南海トラフ大地震

主にネット上では日本の南海トラフを心配する声が増えています。
先の三重県・和歌山県の地震の際には特に多くの意見が出ていました。

前から言われている事ですが、日本では現在懸念される大きな地震は南海トラフと首都直下型地震の2つですね。
この2つに関しては発生した際に想定される被害が非常に大きい事が共通しています。

ある程度シュミレーション等の専門機関が発表したデータもありますが、一説には南海トラフ地震の際には太平洋側の広い範囲で34メートルもの津波が発生すると言われています。

これだけでも相当な規模の被害が出る事はイメージできますが、今回のバヌアツの地震はそれと連動している可能性もあると言う事は覚えておきましょう。
確かな事は言えませんが、それを受けて日本でも大きな地震が来るかもしれないと思ったほうが良いと言う事ですね。

そして、防災も再度見直しておくようにしましょう。
備蓄や避難場所など、細かい所も再度確認しておくと、有事の際には被害を最小限に抑える事が出来るかもしれません。

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