この時期にイルカの大群が現れるはめずらしい
10月21日に鳥取県中部で最大震度6弱を観測した地震が発生しました。
実は地元の漁師や遊漁船業者の間で、今年に入って「大地震が来るんじゃないか」と話題になっていたそう。
予兆となったのはイルカです。鳥取、島根沿岸にイルカの大群が押し寄せ、漁船の近くをウロウロしたり、サーファーと遊んだり、あり得ないほど人間界に近づいていたといいます。虫の知らせではなく、イルカの知らせを地元の人たちは感じていたのです。
●防災DBでも過去に紹介
海岸にイルカやクジラが打ち上げられると地震の前兆と言う話
「島根半島の近海に漁場があり、遊漁船が集中するエリアがある。30隻ほどが集まって釣りをしていると、20頭ぐらいのイルカの大群が現れた」
参照元:http://news.livedoor.com/article/detail/12201106/
イルカの大群を映した動画を提供してくれたのは、島根県に住む釣り好きの男性(39)です。4月、島根・出雲市の沖合で遊漁船で釣りをしていると、イルカの大群に遭遇したそう。現在も山陰沖にはイルカは魚の集まるエリアに頻繁に出没するそうです。周辺の遊漁船船長(66)は「かなりの確率でイルカが出て、商売あがったりだ」と憤ります。それは豊かな漁場をイルカの大群に荒らされているからです。
「秋になってもイルカの群れがいるのは例年ではあり得ない。地震でも起きるのではないかと噂になっていた」(同)
参照元:http://news.livedoor.com/article/detail/12201106/
また、今回の震源地に近い鳥取市の青谷海水浴場にも5月上旬に体長2メートルほどのイルカが出現しサーファーらと一緒に泳ぎ回った。地元テレビ局がこぞって報じ、「青ちゃん」というあだ名まで付いたというが、数日後に姿を消していました。
さらに山陰放送が島根県松江市の海岸で10頭ものイルカが泳ぎ回っているのをキャッチ。専門家が「10頭も泳ぎ回るのは珍しい」と話していました。
イルカと地震といえば、東日本大震災の1週間前となる2011年3月4日、茨城県鹿嶋市の下津海岸で約50頭のイルカの一種、カズハゴンドウが打ち上げられているのが見つかり、騒ぎとなりました。イルカの挙動が、地震予知に関係する新たな実例を作ったのかもしれません。
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