パソコンで簡単にわかる!「地盤サポートマップ」が無償公開
いざ地震が起こったときに、被害を少しでも少なくするために何ができるか、ということを私たちは考えなくてはいけません。そのために大切なことの一つが「土地・地盤を知る」ということなんです。
なぜなら、地盤によって揺れ方が違うからです。軟弱な地盤だと家屋の倒壊や土砂崩れなどの危険が高いので、補強するなどの対策が必要なのです。
今まで地盤の強さを調べる方法は
地盤サポートマップ
地盤調査・解析実績100万棟を誇るJHSが、過去に行った調査物件の地盤データを地図上に落としこみ、一目でわかるようビジュアル化しています。さらに近隣の避難所の位置など、生活に役立つ地域の情報も地図上で閲覧可能。日々の生活から非常時の備えまで、暮らしをトータルでサポートします。
自分が住んでいる地盤が固いの、それとも軟弱なのかを知るためには色々な方法があります。
そこが昔、どんな土地だったのか古地図で調べると、そこが昔海だったり、川だったりがわかります。
また、地名にも地盤を探る手がかりがあります。水を連想させる地名は、軟弱な地盤である可能性が高いんです。ただし、気を付けなければいけないのが、昔こういう呼び方をしていただかどうかです。最近はよく沢などを埋め立て「なんとかが丘」なんて地名をつけて、新興住宅地として売り出すような例もあります。そういった場所は造成して丘になったわけで、必ずしも地盤が固いとは言えません。
パソコンで簡単にわかる!「地盤サポートマップ」が無償公開
戸建住宅の地盤調査などを手掛けるジャパンホームシールドは、全国100万以上の地盤調査・解析実績を基にしたデータを地図にまとめた「地盤サポートマップ」をWebで無償公開し、簡単に自分の住まいの地盤を調べるのを可能にしました。住所などから地域を検索し、その場所の「地耐力」を4段階(「強い地盤」「やや強い地盤」「ふつうの地盤」「弱い地盤」)でチェックできます。
地震時の揺れやすさや液状化の可能性、土砂災害危険箇所なども確認できるほか、学校の校区や避難所の位置もチェック可能。スマートフォンやタブレットからもアクセスでき、緊急時にも利用できるとしています。
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