ライフラインがストップした時に清潔を保つ
大きな災害の後はライフラインが止まってしまう事が十分想定されます。
電気、水、ガスの三つが該当すると思われますが、そのどれもが普段の生活には欠かせない物になります。
災害の結果、この「普段の生活」を送れなくなる事が大きく頭をもたげる事になります。
又、真夏や真冬などその時の季節にもよる部分が大きいですね、この記事を書いている現在は猛暑が続いていますが、夏場の場合衛生面での問題も出てきます。
過去当サイトでも、その様な状況の際の対応やノウハウを幾つか書いてきましたが、今回はお風呂に入れない期間が長く続く際に体の衛生を保つ手法を書いてみたいと思います。
水が無い状況で頭の汚れをケアするには
こうした状況下で、頭皮の汚れや油分を出来るだけ落とすにはどうすれば良いでしょうか。
代表的な手法では軍手を付けて頭皮をマッサージすると言う物があります。
シャンプーの代わりにはならないかもしれませんが、余分な皮脂が軍手の布に付着するので多少は頭皮を清潔に保つことが出来ます。
もちろん軍手は綺麗な物を使用する事を推奨します。汚れている軍手で行ってしまうと、逆に頭皮や髪の毛に汚れを付けてしまう事になります。
家庭にある用品でシャンプーの代わりになると言われているのが重曹です。
重曹は人体に影響が無く、臭いもしない上に汚れを吸着しやすい物です。
直接頭にふりかけ、ちょと長めに10分程マッサージすると効果的と言われています。
最後はブラシなどを使って粉を振り落とせば完了と、水いらずでケア出来る手法になっています。
歯磨きをしたいけど水が無い場合は
歯を磨く際にも水は必要になりますね。
水が無い状況で歯を磨く=清潔に保つ代表的な手法には、ガムを噛むと言う物があります。
ガムを噛むことによって唾液が分泌されるので、水分が無く乾燥した口内でもある程度清潔さを保つことが出来ます。
歯ブラシが無い場合は、指を代用して歯を磨くのも思った以上に効果があります。
見た目的には不衛生な感じがしますが、歯の表面をこする様に指を動かすだけでも汚れは落ちていくんですね。
抵抗がある人は一枚ハンカチやガーゼなどを用いて指歯磨きするのもおすすめです。
お風呂に入れない状況ではどうするか
最後にボディのケアになりますが、やはり水が無くお風呂、シャワーが使用できないと言う事も想定しておきましょう。
この場合、市販のウェットティッシュで体を拭く事が良いとされています。
確かに時間もかからず、体表の汚れを落とすと言う意味では理にかなっていますね。
除菌等のアルコール成分が入っていれば、尚良いでしょう。
特に夏の場合は、汗や湿気で体全体がベタベタします。精神衛生上も宜しいとは言えませんね。
ウェットティッシュで拭く事で暫くはサラッとした感覚を味わえると思うので、夏場は防災グッズの中に忍ばせておくのと良いと思われます。
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