避難所で生活する上での注意点
先のページ「避難所生活の心得」でも書きましたが、避難所で生活するには他の方々にも配慮をする必要があります。
今回は避難所で生活するうえで注意する点を書き出してみたいと思います。
避難所のトイレの使い方に関して
言うまでも無くトイレは共同で使う物です。
一人の人の不衛生な行いが他の人を不快にさせないようにしましょう。
良くあるのが紙詰まりです。
これは、大多数の人が使用する事により良くある事象です。
各避難所で元々ルールが設けられている事が多いので、確認をしてそれに沿って使う様にしましょう。
避難所の防犯対策
震災の後は窃盗や強盗と言った犯罪が多発します。
これは過去のデータで出ていますが、治安はそれまでと比べて悪化すると思っていた方が良いでしょう。
避難所に関しても何かしら問題は起きるかもしれません。
内部要因、外部要因問わず地震と家族の身の安全は自分で守る様に心がけましょう。
何かあってからでは遅いので、メンタル的な部分も含めてあらゆる事柄に対処できるようにしておきましょう。
又、不審な人物を見かけたり犯罪を事前に察知した場合は施設の担当者や警察に進み出で進言しましょう。
防災と防犯は似ていて、事前の準備が大事です。
体調不良に注意する
避難所の生活はそれまでの生活と違い環境がガラッと変わります。
体調管理もしっかり行う必要があり、調子を崩さないように注意しましょう。
夏場であれば水分補給をしっかりと行い、冬場では暖を取る等季節に応じて自宅に居た時と同じようにケアする必要があります。
貴方が倒れる事で負担が増える人がいるかも知れないと言う認識を持っておくようにしましょう。
喫煙のルールを守りましょう
禁煙ブームの昨今では元々喫煙者は肩身の狭い思いをする機会が多いと思います。
嫌煙家と言われる人たちが昔よりも増えていますから、避難所でも所定の場所でタバコを吸うと言うルール・マナーはしっかり守りましょう。
自分だけいいやと言う考えを持たず、各避難所でのルールに従うようにしてください。
避難所の衛生に配慮する
出たゴミや不要な物はこまめに捨てるようにしましょう。
夏場であるとあっという間にハエ等が湧いたりします。
めんどくさいと感じても衛生的に生活するために、きちんと所定のゴミ捨て場で処分するようにしてください。
不衛生になってくると体調を壊す人も出てきますので、常に清潔を保つようにしましょう。
ペットの世話に関して
避難所は人だけでなく、ペットを飼っている人は原則同行避難が認められています。
(しかし、動物のアレルギーを持っている方もいるので同じ生活区域ではありません。)
大事なのはその管理です。
自分の家のペットは自分が責任を持って最後まで面倒を見るようにしましょう。世話が行き届いていなく、他の方に迷惑をかけないように配慮する必要があります。
この他にも幾つか避難所生活の注意点はありますので、次回の記事で引き続き書いていきます。