風水害は事前の備えが重要
梅雨前線が停滞することで、しばしば大雨が降ります。
また、30年間(1981から2010年まで)の平均では26個もの台風が発生。
接近・上陸すれば暴風や大雨となり、冠水や河川が氾濫することもあります。
最新の気象情報などを常にチェックし、災害から身を守ることが大切です。
今日は気象情報でよく聞く用語を今一度解説し、天気予報の知識を高めて災害に備えて頂きたいと思います。
注意報
大雨や強風などによって災害が起こるおそれのあるときに、気象庁が注意を呼びかけます。
自治体が発表する避難準備情報に注意し、雨・風の影響を受けやすい地域では、避難行動要支援者は早めの行動を心がけます。
警報
重大な災害が起こるおそれのあるときに出され、該当する地域で警戒を呼びかけます。
自治体が発表する避難情報に注意し、必要に応じ速やかに避難します。
特別警報
警報の発表基準をはるかに超え、数十年に一度しかないような重大な災害の危険性が高まっている場合に発表されます。
直ちに安全な場所に移動する必要があります。
特別警報が発表されたら?
自分がいる地域に特別警報が発表された場合は、ただちに命を守る行動を取ることが重要となります。
今まで一度も災害が起きていなかった地域でも、災害の可能性が高まっていることを示しているため、油断は禁物です。
市町村から避難勧告などが発令されている場合は、ただちに従いましょう。
ただ、外に出ることがかえって危険な状況もあるので、その場合は家の中の安全な場所に移動して待機します。
「特別警報」の発表前から情報を得よう
安全を守るためには、特別警報レベルに引き上げられる「注意報」や「警報」の段階で、避難の準備や心づもりをなどをしておくことが大切です。
あらかじめ自治体の公表しているハザードマップなどを参考に、日頃から避難場所や避難ルートを知っておいたり、家族間での連絡手段を確認しておくと、いざというときでも慌てずに行動ができます。
日頃から、災害に備えておくのがベストですね。
参照元:『東京防災』
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