迅速に子供を守りながら行動するために準備は万全に
現在1歳6ヶ月の娘がいますが、手を引いて走って逃げることは困難です。
また抱っこ紐無しで逃げれば両手が塞がり荷物も持てず、転倒した時なども危険です。
もう少し大きくなり歩いて避難できるとしても、地面は割れたガラスや木片などで危険な状態である事が予測できます。
子どもの安全を考えるならば小さなうちは抱っこして避難がベターではないかと考えています。3歳まで使える抱っこ紐、せめてスリングがあると便利だと思います。私は100均の箱に抱っこ紐、眼鏡、iPhoneを入れて眠る習慣をつけています。
マザーズバッグは多めに詰める
外出先で震災にあった場合、帰宅難民になる可能性があります。
また帰宅しようにも家が倒壊している可能性も。
マザーズバッグの中にはおむつ5枚、6割以上残ってるおしりふき、おやつ3回分、カロリーメイト、手ぬぐい3枚、ポケットティッシュ3こ、充電器、ブザーが鳴るライト、着替え1回分、母子手帳+お薬手帳、通帳のコピー、お気に入りのおもちゃを入れています。
また寒い季節は自分が薄い上着を一枚余計に着て出掛けます。
授乳ケープ代わりにも布団代わりにもなります。UNIQLOのウルトラライトダウン(私が使用しているのはベスト)が最高だと思っています。
薄くて重ねても気にならず、ポケットが4箇所あるので小物や貴重品を入れておけます。
付属の袋に丸めて入れるとコンパクトですし、マザーズバッグに入れていても気になりません。
季節によって必要なものが変わってくるのですが、自宅に放置するような防災鞄の中身をいちいち変えるのは面倒。
その点マザーズバッグは普段使うものなのでその季節にあったものが必ず入ってています。
ちょっとやり過ぎかな?というくらいマザーズバッグには詰め込むべきだと思っています。なぜなら外出先で震災にあった時も、家から逃げなければ行けない時も、自宅で耐え忍ぶにしても防災鞄としての役割を果たすからです。
毎日帰宅したら減ったおむつなどを足し中身を一通り確認、明日の準備を同時に済ませると楽ちんですね。
何度でも何度でも説明する
幼い子に震災のおそろしさを伝えても理解できません。
それでもなぜ逃げなければ行けないのかを口すっぱく言い聞かせています。
私は3.11で被害を受けた県の内陸に住んでいます。内陸は大きな被害が出なかったものの、どのスーパーも物がありませんでした。
物があるのに建物が崩れて買いに来て貰っても売れないと言われたりもしました。
嫌でも震災の恐ろしさは身にしみています。
できれば娘が死ぬまで大きな震災は起きないで欲しいのですがこればっかりは分かりません。
主に娘には震災がきたらママのそばを離れないことを言い聞かせていますよ。小さな地震がきたときに練習として頭を庇うポーズを教えたり、外に出るまでの時間を測ったりしています。流れをつかんで時間を測るのはとてもおすすめです。
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