災害時に必要になる防災グッズのリスト
当サイトでも何度か防災グッズに関しての記事は書いていますが、ここで情報を整理する目的も含め一旦まとめてリスト化したいと思います。
防災グッズは読んで字の如く災害時に活用出来る食品、生活用品を指しますが災害に備えて事前に準備しておく物です。
いつ大きな災害が来てもその後の避難生活時にも活用して窮場を凌げるようにして置くことが重要です。
今回のリストは主に最新の防災情報に沿って必要とされているいわば2015年版の物になります。
時間の経過と共に内容も多少変わっていったりしますが、都度必要な物は追加していきます。
防災グッズの食品に関して
下記非常食等を考えた際にこれだけは必要と思われる食品のリストになります。
実際は家族構成や環境に合わせて自分なりに応用して備蓄しておきましょう。
- 飲料水
- 生活用水
- レトルトご飯
- インスタントラーメン
- 缶詰食品
- 野菜ジュース
- お菓子類
- 調味料
- 栄養補助食品
- 加熱なしで食べれる物(ハムやかまぼこなど)
食品系でポイントになるのは主食になりうるものとその他の物と分けて考えて見ると言う事です。
主食にあたる部分はレトルトのご飯やインスタントの麺類になります。
量や大きさ等、かさばり過ぎる程用意しておく必要はありませんが、有事の際には数日間分の準備はしておいた方が良いと思います。
主食以外では缶詰等賞味期限が長い物を多数用意しておくのが一般的です。
これも必要以上に量が多く、緊急の際に身軽に避難出来ない様では問題ですが主食と同じく数日間分は確保しておきましょう。
必要な当分はお菓子類のチョコ等で賄うイメージで良いと思います。
災害の規模によって物資の流通が止まってしまうとお菓子ですら貴重になります。
又、家族の中で小さいお子様がいらっしゃる家庭では優先的に与える物として準備しておくと良いでしょう。
調味料や栄養補助食品はこの中では優先度は低い方ですが、効率良く食事をとる際にあると便利な物です。
小さい商品が多く持ち運びに手間がかかる事もあまり無いので、可能なら前もって防災グッズの中に入れておきましょう。
防災グッズリスト生活用品部門
食品とは違い下記の物は避難時の生活でシーンご毎に活用する頻度が高い物を防災グッズの中に入れておきたい所です。
食品と同じく家族構成やシーン毎で用意する数は変わって来ると思いますが、品目として下記の物を揃えておきましょう。
在宅避難、避難所生活共に活用出来る物が殆どなので、中長期的に見てもある程度揃えておくことで災害後の生活も一定の水準を保つことが出来ます。
やはりこれらも事前に防災グッズとして備蓄しておき、有事の際にはサッと取り出せる様にしておきましょう。
- 充電式ラジオ
- ホッカイロ(主に秋冬)
- 救急箱
- 厚手の手袋(軍手よりも革等の物)
- ライター
- ティッシュペーパー
- トイレットペーパー
- 携帯電話の予備充電器
- ゴミ袋
- ビニール袋
- ウェットティッシュ
- 簡易トイレ
- 乾電池
- 懐中電灯(ヘッドライト)
- 持病の薬
- 新聞紙
この中でも特にビニール袋や新聞紙は本来の機能の他にも沢山のシーンで活用出来ます。
通常とは違うアイデアで使用する事を前提にすると、緊急の際にも重宝するケースが多々あります。
災害時の新聞活用法
避難時簡易トイレの作り方
似たような所で懐中電灯を使用した簡易ランタンの使用方法もあります。
ペットボトルと懐中電灯で作る簡易ランタン
災害後の生活をイメージするとこれ以外にも持って行きたい防災グッズは多岐に渡ります。
日常の生活で使って居た物を数多くもって行ければ、それなりに安定した避難生活は送れるでしょう。
しかし、有事の際に大事なのは機動力が落ちない程度のグッズの量と、確実に使用頻度の高いと思われる物を選定する事にあります。
上記のリストは最低限持って行きたい物ですが、ご自身のアイデアや状況によって別の物と差し替えて準備しておくのも良いと思います。
被災した人の意見から見る持っていて便利だった物
食品と生活用品の二つに分けて防災グッズのリストを記載しましたが、持っていて被災地で役立った物は他にもあります。
最近の防災情報では懐中電灯の他にヘッドライトが作業時に便利だったと言う意見も多いですし、サランラップも様々なシーンで活用出来たと聞きます。
確かに言われて見ると一つの品目でも色々な作業に活用出来る物があれば心強いです。
それもかさばらずに持ち運びが便利な大きさの物であれば余裕を見て追加で防災グッズに入れて置いても良いぐらいです。
重複しますがヘッドライト、サランラップの他にもカセットコンロやガスボンベもあると思いの他活躍してくれるんだと思います。
以上が2015年版の防災グッズのリストになります。
ここに掲載したグッズは必須と言う訳ではないですが、あくまで一般的に考えて最低限持っていると重宝する物になります。
正直な所、今後どのような災害が何時どこで襲ってくるかは断言出来ませんが、備えあれば憂いなしです。
何事も準備をしておいて損は無いと言う事を覚えて置いてください。