自宅では備えているけど、オフィスでは何もやってないなぁ…
家には備蓄があったり各種防災グッズを揃えていても、オフィスで個人的に災害に備える方はあまり多くないように感じます。
「近くにコンビニとかあるし、会社も何かしら備えてるだろうし、何とかなるでしょ~」と思っているそこのあなた、その考えは甘いですよ…!
自分の身は自分で守る、個人による備えが必要なのです!
事業者の備蓄は努力義務
なぜ、オフィスで個人による防災・減災が必要なのでしょうか。
じつは、企業に向けて災害に備えて防災・減災をするように強制する法律がないのです…!
地域によっては条例を設けていることがありますが、法的拘束力のないものが多いために実際には備蓄などをしていない企業が多いというのが実情です。
そのため、社員ひとりひとりが災害に備えて自助していく必要があるのです。
どんなものを用意すればいいの?
一般的なオフィスワークであることを仮定して、必要なものや便利なものをピックアップして参りましょう。
食料
ご家庭で備蓄されているような、非常食と同様で良いでしょう。
会社に飲み物の販売がない場合は、水も備蓄しておきましょう。
また、コンビニなどでもらう割りばしなども一緒にしておくと、普段の昼食でも役立ちますね。
そして食料の管理方法ですが、ローリングストック法がオフィスでも役立ちます。
賞味期限が近い順に、小腹がすいたときのオヤツや残業時の夜食、お弁当を忘れたときの昼食にすればよいのです。
一つ注意点があるとすると、お湯が出なくても調理できるものが好ましいでしょう。
オフィス内でお湯を出す際、電気ケトルやウォーターサーバーを利用しているケースが多いかと思います。
停電してしまったら、お湯を出すことが出来ませんよね…。
そのため、お湯でなくては調理ができないものはさけるべきでしょう。
(時間はかかりますが、カップ麺は水ラーと称して水で戻すことが出来るそうです。近日中に、記事にしたいと思います!)
帰宅するための準備
意外と、皆さん準備していないのが帰宅困難者になった時のための備えです。
大きな災害があると、公共交通機関が被災したりマヒしたりする恐れがあります。
そうなってしまったら、自宅まで徒歩で帰ることになります。
オフィスワークの場合ですと、ローファーやパンプスなどのフォーマルな靴のために、男女ともに長距離を歩くのに向いていません。
携帯用の折り畳み靴を鞄に忍ばせておくか、歩きやすい靴を一足揃えておくと良いでしょう。
また、ハンドバッグなど片手がふさがってしまう鞄を使用している方は、リュックも一緒に備えると帰宅時の疲労が少なく済みます。
そして被災した際は停電が予想されます。
自宅までの地図と、手動で発電できる携帯充電器等も備えておきましょう。
自宅での備えほど、重装備じゃなくていいけど…
一日の大半を過す職場での備えは大変重要です。
与えられている限られたスペースで備蓄をするのは大変かもしれませんが、もしものために準備をしておきましょう!
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。