多数の生徒がいる学校での防災方法
日本の教育現場では昔も今も避難訓練を定期的に行っていると思います。
特に小学校、中学校等年齢が幼い生徒が多数通う場所ではこう言った訓練を行っておくと有事の際に効果を発揮すると言えるでしょう。
実際に学校に居る際に大きな地震が来たらどの様に対応するべきか書いてみたいと思います。
学校に限った話では無いですが、人が沢山いる場所では避難が終わるまで気を抜けない事が沢山あります。
地震発生時から皆が無事に行動出来る様に、教員や指導者の方も防災に関する知識は持っておきましょう。
避難訓練の定番!机の下に潜り込む
私も当時学校での避難訓練を覚えていますが、地震が発生したと想定した時の物はまず机の下に隠れる事が大前提でした。
もし揺れが大きい地震が来た場合は吊り下げ式の電灯などが落下する可能性があるからです。
その他高い位置にテレビが設置してある事も多いと思いますが、落下してきた際にぶつからないように気を付けます。
その状態で揺れが収まるまではおとなしくする事が学校での防災の最初の手順と言えるでしょう。
窓付近は離れる方が良い
学校と言う建物は一般的な家庭と比較すると窓ガラスの枚数が非常に多いです。
これは、建物の規模が家屋より大きい事もあげられますが、校庭を見渡せるために設置してあったり、隣の校舎からもある程度中の様子が見える様になっているからです。
大きな揺れに対してはこの窓ガラスが非常に危険になります。
校内で揺れが発生した際に窓の付近に居た場合は速やかに離れる方が良いと思います。
窓枠が外れて落下したガラスの破片で怪我を負う事も十分に考えられます。
出来れば机の下に潜り込んで避難している際も、窓際の生徒は机ごと移動するべきだと思います。
慌てずで構いませんが、極力窓からは離れるように心がけましょう。
避難の際は慌てない事
その後先生の指示により校庭に避難する事になると思いますが、校内の生徒、教員が一斉に非難するとなると非常に沢山の人が一気に廊下や階段に集まる事になります。
我先にと皆が行動しては二次災害の危険性が増します。
パニックにならずに冷静に順番に避難しましょう。
特に階段では後ろ生徒に押されて転げ落ちないように注意しましょう。
同じく、前の生徒の背中を押さないように注意する事も必要です。
一連の避難は基本引率する教員の方の指示に従って、速やかに行動する事になりますから、正に日頃の訓練の際を思い出してみると良いと思います。