ここ数年日本での大雨が増加傾向に
個人的な印象でも、ここ10年程の中では大雨に関するニュースが増えたなと感じます。
特に、梅雨の時期から秋口ぐらいまでは、日本全国で局地的な豪雨が発生するとそのまま河川の氾濫などにも直結し、水害となるケースがしばしばです。
都心部で見ても、「ゲリラ豪雨」と呼ばれる局地的な大雨が発生し、夕方ごろふいに冠水を招く事もあります。
よくワイドショー等で水がたまったガード下に突っ込んでいく車の映像が流されますが、目にした事がある人も多いと思います。
実際大雨は増加傾向にあるようで、降水量などによっては一気に驚異的な自然災害となります。
キャンプに来ていてあっという間に増水し、中州にて救助を待つ事になるなど水にまつわる災害は即効性があるのも特徴です。
大雨は昔よりも確実に増加している
気象庁の発表によると、確かにこうした大雨は増加傾向にあるそうです。
感覚値だけでなく、データを収集・解析すると数字の推移は分かるとの事です。
●日降水量100mm以上および200mm以上の日数は106年間で有意な増加傾向がある
●最近30年間(1977~2006年)と20世紀初頭の30年間(1901~1930年)を比較すると100mm以上日数は約1.2倍、200mm以上日数は約1.4倍の出現頻度
大雨の原因は地球温暖化にある
こうした自然現象が増加した背景には、やはりと言うか地球温暖化の存在が深く関係しているようです。
「地球温暖化」の問題自体が叫ばれだしたのは私がまだ中学生の頃でした。
その時より長期的な問題として、現在でもちょくちょく耳にしますね。
更に追及していくと、温暖化の原因となるのは人間の行動による部分が大きいです。
一般的に言われるのは森林伐採や、公害汚染が関連しているとの事で、強いては意識の問題とでも言いましょうか、偶発的に出てきた問題ではないと言う事です。
結果として、日本でも大雨や水害が増える事に繋がったと言えそうです。
台風の発生件数は減るが威力は増す
もう一点水害に関する物に台風の存在があります。
日本では毎年夏から台風の被害を目にする事が増え、秋口まで続きます。
温暖化が進むと、大雨が増えるのと同時に台風の発生件数は少なくなる傾向にあるようです。
しかし、一件ずつの威力は強大になっていき、今後はより備えに注力する必要が出てくるとの事です。
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