世界各地で聴こえる不気味な音アポカリティックサウンド
このところ世界各国で正体不明の不気味な音が聞こえたという報告が増えてきています。
この音が録音された動画がYoutubeにもいくつかアップロードされており、かすかに聞こえるとか、気のせいだというレベルではなくしっかりと誰の耳にも聴こえるレベルの不気味な音が街中に響き渡るようです。 そしてこの音はアポカリティックサウンドと呼ばれ、何か悪いことが起きる予兆なのではないかと不安に感じている人々も少なくありません。
神の使いが吹くラッパの音は人類滅亡へのカウントダウンか?
動画に収録されている音を改めて聞いてみると、いずれも金属がこすれるような、錆びたブランコがギーギーと音を立てるような非常に不愉快な音です。
同時期に様々な場所で聞かれたアポカリティックサウンドがアップロードされていますが場所によって音の聴こえ方は違っているように感じます。
アポカリプス(=Apocalypse)は黙示録のことを指します。
黙示録においてラッパを与えられた神の使いは、順番にラッパを吹くとそのたびに恐ろしい災いが人々を襲います。
そして第七のラッパが鳴らされた時、神の支配が告げられキリスト教徒ではない人々を滅ぼすために雷、地震といった自然災害が発生するのだそうです。
世界中で聴こえている音が、まさにこのラッパの音ではないかと言うのです。
動画内のアポカリティックサウンドも聴きようによってはラッパの音に聞こえなくもありません。
特にキリスト教を信仰し黙示録を知っている人々にとっては人類滅亡のカウントダウンが始まっているかのように思えるのかもしれません。
アポカリティックサウンドは2008年頃から聞かれるようになったそうです。もしも黙示録のラッパだとするなら、今までに何番目のラッパが吹かれたのでしょうか。
未だ科学的な説明はできていません
このアポカリティックサウンドに関して、NASA(アメリカ航空宇宙局)は地球の背景雑音(Backgroundnoise)である可能性があるとしています。
地球自体が発生している雑音なのではということです。カナダの物理学者によるとオーロラから放出される電磁ノイズである可能性があるとしています。
いずれも明確にアポカリティックサウンドの正体を突き止めたというには程遠い憶測レベルの見解です。
未だに原因は不明であるということなのです。
もし、地球になんらかの異変が起きていることがアポカリティックサウンドの原因とするなら大きな地震や天変地異の前触れなのでしょうか?
いずれにしても原因不明なため、必要以上に恐怖を感じるべきではないでしょう。
今後の調査で何か分かる事があるかもしれませんね。
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