月にも地震があった!揺れるのは地球だけじゃない

地震があるのは地球だけじゃなかった…!ご近所の衛星、”月”も揺れる

毎晩見る機会のある月ですが、地球と同じように地震…ならぬ月震があるのです…!
大きさも、構造も全く異なる月では、なぜ揺れが発生するのでしょうか。
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月って、地殻変動があるの…?

地球の中心はマグマで構成されており、その周りをマントルが覆っていて、その上の地殻の表面で私たちは生活をしています。
このマントルと地殻の関係性で地殻変動、地震が発生します。
(詳しくは、”プレートテクトニクス”で検索してみてください。)

 

しかし、月の中心には溶けたマグマがないので地殻変動がありません。
(所説ありますが、月は地球と異なり冷え切っていて星全体が固まり切っていると言われています。)

 

地殻変動がないのに、なぜ月震が発生するのでしょうか?

 

地球と月は揺れるメカニズムが異なる

星の構造が異なるため、揺れるメカニズムが全く違うのです。
現在、まだまだ研究中の分野のために不確かなことが多いですが、大まかに4種類あると考えられています。

 

深部月震

深部月震は地下700kmから1000kmで発生する月震です。
地球の地震と比べると、とても深いところで発生している揺れです。
地球の震源の深さは50kmまでで、100kmを超えるような深度の地震が発生することはまずありません。
震源50kmと仮定して、地球の半径6371kmに対する震源の深さの比率は0.78%となります。
地震は、地球の表面での出来事なのです。
深部月震の場合、月の半径1700kmに対する震源の深さの比率は大きくなります。
震源700km~1000kmとなると、40%~59%もあります。
地球に置き換えるとマントルで地震が発生していることになります。
とても深いところで発生している地震なのですね。
この深部月震ですが、潮汐力が原因と考えられています。

 

隕石衝突による震動(隕石衝突月振)

隕石が月面に衝突したとき生じる振動も月震の一種です。
アポロ計画では月に地震計が設置され、約1か月間で179回が記録されています。
その規模から、衝突した隕石は500g~50kg程度の質量だと考えられています。

 

熱月震

熱月震は、昼夜の気温差によって生じる地震です。
月の昼夜の気温差は、水も大気もないために非常に激しいものです。
地殻は気温に応じて伸縮します。
気温差が大きければ伸縮の幅も大きくなるため、地殻に加わる圧力も高くなります。
この圧力に耐え切れず、地殻が移動して月震が発生すると考えられています。

 

浅部月震(浅発月震)

震源が浅いために、大きな揺れが特徴の月震です。
浅部月震のメカニズムは、まだ解明されていません。
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2016年11月14日はスーパームーン!

来週の月曜日は月が地球に最も近くなり、大きく明るい月を眺めることができます。
秋の夜長、たまには空を見上げて月に思いをはせてみては…

参照記事:http://www.astronomy.orino.net

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