被災地で思わぬ効果を発揮したもの
防災の中であらかじめ非常持ち出し袋、いわゆる「防災グッズ」を準備しておくことを勧めています。
一般的な所では簡易トイレや懐中電灯、飲料水にラジオなどがあると思います。
今回ご紹介するグッズは、それらとは違いますが結果的に被災地で役に立ったと言われているグッズ三つを紹介したいと思います。
従来の使い方以外でも、状況によって思わぬ効力を発揮するのがその特徴ですが、具体的に何があるのか見て行きたいと思います。
防水ビニール袋やサランラップ
防水ビニール袋と言うのは、よく食材を小分けにし冷凍庫に入れておく際に使用するあのパッキング袋です。
まず防水と言う機能がついているので、一般的な袋やバッグよりも丈夫だと言えるでしょう。
状況によってはその中に食材に限らず色々な小物を入れて持ち運びできるので、簡易的バッグとして使えるようですね。
例えば預金通帳や母子手帳、印鑑や各種カード等をひとまとめにして管理する事も出来ます。
普段家に居る時よりもセキュリティ面で不安はありますが、大きな災害後四の五の言ってられない状況では役に立つと思います。
あらゆる物を小分けにして管理できるので、非常に便利と言う所でしょうか。
似たような物で役に立った物にサランラップがあります。
こちらも普段はキッチンで使う事が殆どだと思いますが、有事の際は様々な使い方が出来ますね。
食器が無い状況でも何かにサランラップを敷く事で代替品として利用できますし、グルグルと巻いて上記防水ビニール袋の様な使い方も出来ます。
元々袋状の物ではないので、完全防水と言う訳では無いですが、活用シーンで言うと多岐に渡って使用できそうです。
布テープ
ガムテープよりも頑丈で厚みがある布テープは非常に使い勝手が良いです。
簡易的に何かを組み立てる時に、応急処置として各部を布テープで固定する事も出来ますし、ちょっとしたノートやメモ帳の代わりにマジックで文字を記載して貼っておくことも出来ます。
東日本大震災の際には避難所での簡易的なついたての組み立てに役に立った様です。
有事の際は物資が不足している事も考えられますから、布テープを持っているだけでも大分違うと言えるでしょう。
もう一つ代表的な使い方としては怪我をした際に患部をくるむ事で止血体帯として利用できます。
普段の生活であればこう言った使い方はしませんが、背に腹は代えられない状況であれば効力を発揮するでしょう。
包帯も無いと言う状況で、出血の量が多めであれば布テープを巻きつけて止血しましょう。
この様に普段は限られた状況でしか活用しないグッズでも効力を発揮します。
可能であれば非常用持ち出し袋の中に一つぐらいストックしておくのも良いかもしれませんね。
キャリーバッグ
よくゴロゴロの名称で使われている旅行に使用するキャリーバッグの事を指します。
被災地ではどういう使い方をするかと言うと、大小さまざまな荷物を運搬する際に使用できます。
避難所に入る際にも、非難する際にも衣類や小物意外に色んな物を運搬する機会が出てきます。
極端な話し大きいキャリーバッグであれば子供を載せて運ぶ事だって可能です。
又、ライフラインの中で水道が破綻してしまった場合は、給水車が来て水を分配してくれる事もあります。
水がなみなみ入ったポリタンクなどは非常に重く、女性や子供では運ぶのも一苦労です。
その際にキャリーバッグに乗せて運搬する事も出来ますので、一つ持っていても損は無いグッズと言えるでしょう。
意外に役立ったグッズまとめ
以上三点が被災地で役に立ったと言われているグッズです。
普段の使い方に限らずこうした特異な使用法によるアイデアはいざと言う時に役に立つと言う事を覚えておきましょう。
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