テロを警戒した渡航の際に注意する事

テロ

国外での空港で注意したい事

ここ数年は世界各国でテロの脅威が叫ばれています。
昨年のフランスパリの同時多発テロ、先日のベルギー空港・地下鉄爆破テロなどisisと目される過激派のテロのニュースは後を絶ちません。

先日の犯行声明によれば、今後もテロ自体は行って行くと正式に発表した事もあり、まだまだ世界情勢は不安定と言えるでしょう。

我々一般人が自分の力で身を守るには、個人毎で意識をする事が大切です。
日本国内では現在まで大きテロは起きていませんが、特に渡航の際に注意する点として幾つか挙げてみたいと思います。

空港に降りたつ時間帯を操作する

空港

本来無差別に行われるテロとは人が多い所で起きます。
裏を返せば人が殆どいない所でテロを起こしても、打撃を与える事は出来ないばかりか意味の無い物と言えるでしょう。

その観点から考えると、人ごみで賑わう空港と言うのは格好の餌食とも言えます。
ベルギーの空港で起きたテロを振り返って言えることは、人が少ない時間帯に空港に到着する事でテロに巻き込まれる危険性を抑える事が出来ると言う事です。

仕事や観光、飛行機の発着時間までは個人の思い通りに操作する事は不可能ですが、可能な限り人が少ないと思われる時間帯を調べてそれに合わせた航空機を使用するのも安全な手段と言えます。

事情はあると思われますが、あくまで可能な範囲でどれぐらいの時間が人が少なく安全性が高いか調べてみる価値はあると言えるでしょう。

その後も出来るだけ早く空港を出て、ホテルに向かう等の配慮をする様にしましょう。

人気観光地ではより注意を払う

観光地は世界中存在しています。
個別にその詳細に触れる事は適いませんが、有名な所になればなるほど人が多いはずです。

人気スポットに人が集まるのは至極当然の事ですから、そう言った場所でこそテロを警戒する必要がありますね。
特に宗教関係のイベントやお祭りがバッティンする際は要注意です。

テロリストもそう言った日時、場所をターゲットにしますから、出かける際にはあらかじめ気を引き締めて行きましょう。
テロで無くても、スリや置き引き対策も兼ねてジッとスマホを凝視しているような慣れない観光人の様な行動は避けましょう。

結果的にトラブルに巻き込まれる可能性が高くなってしまうので、ある程度は堂々と過ごす事が大事です。

事前に確認しておく事

テロなどの事件に巻き込まれた際の対応として、事前に確認しておく方が望ましい事も幾つかあります。
先ず、渡航先に存在する日本大使館の場所と連絡先は知っておくと良いでしょう。

海外で有事の際には最終的に大使館を頼る事もしばしば。
出来るだけどこに日本大使館が存在しているのか事前に調べておくと良いと思います。

その他同行者がいる場合は、万が一の際はどこで集合するか、時間の兼ね合いも含めて事前に決めておくと良いでしょう。
もしくは共通のSNSでコミュニケーションを取るために事前に口頭で確認を取っておきましょう。

事件が起きた際にはどの様な方法で連絡を取るか、本当に緊急を要する状況ではどう振る舞うかを決めておくだけで大分効果はあります。

その他次の行動のために出来るだけパスポート、クレジットカード、現金などは見につけておいた方が良いでしょう。
テロは声明を脅かす怖い物ですが、ここまでニュースに取り沙汰される様になってきている現代では事前準備を含め自分の身は自分で守れるようにしましょう。

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