浅いプールでも溺れる危険性がある
現在関東では梅雨ですが、一昨日沖縄で梅雨明けし、いよいよ夏本番になりそうです。
夏と言えばプールや海水浴に代表される様に、水場に関わりが増えるために事故も多発します。
特に、まだ知識も深くない子供では尚更と言えるでしょう。
常に大人が責任を持って傍で見守る事が重要です。
その際に、世間一般的にはどの様な防災があるか、事前に知っておくことも多々あります。
浅いプールでも子供に取っては死活問題
実は水深が10センチとか20センチしかない水場でも事故は起きています。
家庭の庭で活用するようなゴムプールしかり、風呂場しかり、浅いからと言って油断はできないと言う事は覚えておきましょう。
気を付けるのはこの様な水場でも前向きに転倒してしまった時です。
一気に鼻と口が塞がれてしまうと、パニックを起こすのと同時にもちろん体内への酸素供給は途絶えます。
まだ大人なら良いですが、幼い子供の場合この2つが重なると、水の中で重心を上手く足に移して立つと言う事が非常に困難になってしまいます。
これが具体的な浅い所で子供が溺れてしまうメカニズムですが、知らない人からするとこの手のニュースが報道されると大変驚くようです。
確かにイメージとして、水深が浅い所で人がおぼれると言う事はありえないと思う人が殆どでしょう。
しかし、年間を通してこの手の事故は確実に起きているのも事実です。
子供から目を離さないようにする
上記に付随して、子供をあらかじめ水の事故から守るにはとにかく「目を離さない事です」。
幼児の水に関する事故の殆どは周囲の大人が目を離した際に発生しているんですね。
「ちょっとの間だから大丈夫」とタカをくくっていると、その間に取り返しの付かない事態になる事が多いんです。
こうした状況を作らないように、あらかじめ周囲の状況を把握しておくことと、事前に用等は済ませておくようにしましょう。
一瞬の油断が事故に直結するので、極力子供から目を離さない事を心がけましょう。
又、浮き輪をしているから大丈夫と思うのも早計です。
ふとした拍子に浮き輪から体が離れてしまったら一気に事態は緊迫した物になります。
こうしたケースでの水難事故も増えてきているので、先ほどと同じく一番は常にすぐ近くにいる事ですね。
このように、子供の水に関する事故は一瞬の間に起こる物が殆どです。
余談ですが、大人でもひどく酒に酔っている場合等はこうした浅い場所での溺死と言うケースは発生します。アルコールが入っていない状態であれば難なく回避できる状況かもしれませんが、こちらも同じく年に数件発生していると言う事実があります。
開放的になる夏本番だからこそ、水場での事故には注意し、楽しく過ごしましょう。
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