お部屋の防災術 おしゃれと安全性を両立したい
東日本大震災が発生した後、日本人は防災に対する意識が今までとがらっと変わりました。
「家具を固定しないと」「食器棚を固定しないと、大地震が発生したら食器が全部割れてしまう」など、防災と言っても家具を固定したり、食器棚の扉に紐をつけたりと、やることがたくさんあって滅入ってしまいますよね。
お部屋のインテリアの美しさを求めながら、安全性を高めたいところです。
簡単にそしてセンスよくおしゃれに取り入れられる防災対策をいくつか紹介します。
ガラスや陶器をできるだけやめて素材を見直す
部屋に置くガラスや陶器類の小物は落下したら割れてしまいます。
割れる素材のものはできるだけ減らし、代わりにゴム・髪・皮・布・シリコンなどなるべきやわらかい素材のものに買えていきましょう。
現在はやわらかい素材のものでも、おしゃれで種類も豊富になっているので、選ぶ楽しみもあるでしょう。
壁にはウォールステッカー
壁に物を飾る場合は、額に入った写真や絵は落下や破損の危険性がありますが、ウォールステッカーなら安全で美しい部屋に仕上がります。
時計もガラス製はフックにかけて飾るのは落下してとても危険です。
時計も紙製やシリコン製のものが出ています。
備えつけの収納を最大限利用する
最近のマンションや建売住宅にはウォークインクローゼットなどの作り付け収納が多く、たんすやクローゼットの家具を用意する必要がなくなってきています。部屋に大型家具があると、地震の際に転倒の恐れがあり、事前に固定する必要が出てきます。
家の中から家具や物をできるだけ少なくし、備え付けの収納をうまく利用して、物がおさまるように暮らしましょう。
固定器具は見えないもの 見える場合は色を統一して
家具を固定するのに突っ張り棒を使う場合は、L字型器具や家具の内部でビス止めタイプを使うなどして、目立ちにくい固定器具を使い、部屋をすっきり見せるのがポイントです。
固定器具が見えて目立ってしまう場合は、家具と固定器具の色を合わせて色彩に統一感を出すといいでしょう。
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