竜巻は日本でも近年被害が拡大しています
割と最近耳にする事が多くなった竜巻の被害は、主に台風のシーズンをメインに毎年ニュースになっています。
全国どこでもと言う事ではないですが、主に関東圏内で被害が報告されています。
竜巻と言えば本場はアメリカと言う認識が強いですが、国土が広く地形も開けた所だと発生する可能性が高いです。
これは日本でも言えることではありますが、規模はアメリカ程では無い物の、家屋に与えるダメージ等は深刻な物があります。
新しい災害と言う事で、防災に関する情報も他の物と比較して数は多くないですが、知っていて損をする事は無いのであらかじめチェックしておいてください。
竜巻災害の本質を知る
竜巻は言うなれば風害です。
その中心部では猛烈な風が吹き、家屋の瓦やビルの看板など一見すると普段飛ばないと思っていた様な物でさえ簡単に吹き飛ばします。
被害の主な例としてはこう言った巻き上げられた物に衝突すると言う事が多いです。
重量がある物でも飛んでくるので、それに激突した際の衝撃は恐ろしい物があるでしょう。
そう言った意味では割と直接的に怪我をする可能性が高い災害とも言えます。
危険を避けるためには安全な場所まで避難する事が第一です。
竜巻の干渉を受けない場所を探し出す
竜巻は地表で起こる災害です。
そのため、一番の安全地帯は地下になりますね。
水害の際は地下は危険となっていますが、これが竜巻になると安全と言うのも何とも不思議な感じがします。
現実問題地下に居れば風の被害は軽微な物になると言えるでしょう。
どこか隙間から入ってくる可能性はありますが、それでも重い物が飛ぶと言った様な事態は起こらないと思います。
その他安全な場所としては、鉄筋コンクリートで建てられた新しめのビル等があります。
頑丈な建物程風によって受ける被害は軽減されますので、当然と言えば当然ですが竜巻発生時に近くに大きなビルがあった場合は逃げ込むのも大変有力な手段になります。
一点だけ気を付けるとしたら、窓ガラスの傍からは離れた方が良いでしょう。
風邪が強いとガラスも割れる危険性があります。破片で怪我をしないように極力窓際から離れた場所で落ち着くまで待するのが安全です。
可能であれば地震の時と同じく頑丈で大きなテーブルの下に潜り込む事も推奨します。
万が一風が吹き込んで来て、屋内で飛来物が舞った際に当たらないようにするためですね。
落雷や水害と同じく警報をチェックする
竜巻の場合もあらかじめ発生しそうな地域に警報が発令される事があります。
これは、主に気象庁等で情報を精査して発信してくれていますが、事前に余裕がある場合はネットなどから確認しておくと良いかもしれませんね。
http://www.jma.go.jp/jp/radnowc/
やはり防災の一番の効果は「君子危うきに近寄らず」の精神に通ずる物があります。
少しでも危ないと感じたら、事前に避難する等して防災しましょう。